ディオールの衣装デザイナーが監修! 「オートクチュール」予告編&場面写真披露 幻のドレス、貴重なスケッチ画も登場
2022年1月13日 12:00

世界最高峰のメゾン、ディオールのアトリエを舞台に、境遇も年齢も異なるふたりの女性の人生が交差するさまを描いた「オートクチュール」の予告編と場面写真が披露された。予告編では、ストーリーとともに幻のドレスや貴重なスケッチ画、現役のお針子の手仕事の美しさも垣間見ることができる。
引退を目前に控えた孤高のお針子エステルと、郊外に暮らす移民2世の少女ジャド。本作は、出会うはずのなかったふたりが厳しいオートクチュールの世界で、時に反発し合いながら、母娘、親友のように、本当に大切なものを手に入れるまでを描く。

アトリエ責任者であるエステルは、次のコレクションを最後に退職が決まっている。準備に追われていたある朝、地下鉄で若い女性にハンドバッグをひったくられてしまう。犯人は郊外にすむジャド。警察に突き出してもよかった。しかし、滑らかに動く指にドレスを縫い上げる才能を直感したエステルは、ジャドを見習いとしてアトリエに迎え入れる。
エステル役を演じたのは、フランスを代表する名女優ナタリー・バイ。ジャド役は「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」などの話題作に出演するリナ・クードリが扮した。監督・脚本を手掛けたのは、新鋭シルビー・オハヨン。衣装監修は、映画の衣装デザイナーのキャリアを持ち、現在はオートクチュールのアトリエで働くジュスティーヌ・ヴィヴィアンが務めた。


予告編は、ハイファッションブランドが軒を並べるパリ・モンテーニュ通りを、ジャドが歩くシーンから始まる。ディオールのロゴが掲げられた階段の先には、お針子たちが繊細な生地と向き合うアトリエが。ピンと張りつめた空気をまとうエステルの姿が映し出される。そんなある日、エステルがジャドのハンドバックを盗んだことで、出会うはずのなかったふたりの人生が交差していく。初代“バー”ジャケット、重ねづけされたプリーツが軽やかに揺れる“フランシス・プーランク”ドレス、ムッシュー・ディオール直筆のスケッチ画など、貴重なアーカイブ作品にも注目だ。
「オートクチュール」は、3月25日から新宿ピカデリー、HTC有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国公開。
(C)2019 - LES FILMS DU 24 - LES PRODUCTIONS DU RENARD - LES PRODUCTIONS JOUROR
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス