「ウエスト・サイド・ストーリー」アニータ役、20年以上憧れたキャラを熱演 先輩からの助けも
2021年12月28日 12:00
ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」をスティーブン・スピルバーグ監督が映画化した「ウエスト・サイド・ストーリー」で、アニータを演じるアリアナ・デボーズ。幼少期から歌やダンスが大好きで、これまでブロードウェイやミュージカル映画で実績を積んできたデボーズが、本作への思いや“憧れの人”とのエピソードを語った。
物語の舞台は、1950年代のニューヨーク・マンハッタン。ウエスト・サイドには、夢や成功を求める多くの移民たちがいた。差別や偏見に満ちた社会の中で、若者たちは同胞の仲間と結束し、各グループは敵対し合っていく。特に、ポーランド系移民「ジェッツ」とプエルトリコ系移民「シャークス」は激しく対立し、一触即発の状態に。そんななか、ある夜のダンスパーティで、ジェッツの元リーダーのトニー(アンセル・エルゴート)は、シャークスのリーダーの妹マリア(レイチェル・ゼグラー)に出会い、一瞬で惹かれあう。
デボーズはこれまでブロードウェイミュージカルで「ハミルトン」や「サマー ザ・ドナ・サマー・ミュージカル」などで活躍。Netflix映画「ザ・プロム」などにも出演し、抜群の歌唱力とダンスで存在感を発揮。本作ではマリアの兄ベルナルドの恋人アニータを演じ、第79回ゴールデングローブ賞の助演女優賞にノミネートされた。
デボーズは「幼い頃から『ウエスト・サイド物語』を見て育ち、とにかくこの作品の音楽が大好きだった。あの曲が流れるたび、立ち上がって踊り出さずにはいられなかったわ。『ウエスト・サイド物語』の音楽は昔から今までずっと自分とともにありました」と、自身の人生において重要な作品であることを明かし、「当時紫色のドレスを着た女性に恋をしてしまいました。物語の内容を理解する前から、彼女のやっていることが好きだったのです。大人になってから彼女の正体を知ったのですが、彼女の名前はリタ・モレノでした」と、当時アニータを演じていたモレノに憧れを抱いた。
デボーズの目標となったモレノは、13歳でブロードウェイデビューを果たすとその後数々の舞台や映画、テレビシリーズに出演し、「ウエスト・サイド物語」ではアニータ役でアカデミー賞助演女優賞を受賞。その他の作品でもエミー賞、グラミー賞、トニー賞を受賞している。
本作ではモレノが主人公トニーの働く店の店主バレンティーナとして登場するに加え、エグゼクティブプロデューサーとしても関わっており、デボーズは幼い頃から目指し続けたモレノと過ごした時間について「彼女は私のことをとてもサポートしてくれて、私自身の良さを生かして、私をユニークにしているすべてのことを大切にするようにと励ましてくれたわ。彼女は『あなたが知りたいことは何でも話すわ』と言ったの。それで私は『あなたが私に話したいことは何でも知りたいです』と言ったわ(笑)。彼女は、私たちが似た雰囲気を持っていることを気に入ってくれたと思う。彼女はいろいろ助けてくれた。素晴らしい人だったわ」と、幼少期の“憧れ”であり、自身が演じる役の“先輩”となるモレノとの思い出を語った。
「ウエスト・サイド・ストーリー」は、2022年2月11日から全国公開。
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