長澤まさみ、小手伸也に「僕らにとっての英雄」と褒めちぎられ、指ハートで感謝
2021年12月27日 20:48
長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が共演した人気シリーズ「コンフィデンスマンJP」の「大感謝祭2021」と銘打たれたイベントが12月27日、東京ポートシティ竹芝で開催された。長澤、東出、小日向、小手伸也、織田梨沙というシリーズおなじみのキャスト陣が登壇し、多くの“子猫ちゃん”(=ファン)と交流した。
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズを手がけた古沢良太氏のオリジナル脚本による人気ドラマ「コンフィデンスマンJP」。ダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)という3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)たちが仕掛ける、予測不能な騙し合いを描いた。劇場版最新作「コンフィデンスマンJP 英雄編」では、地中海に浮かぶマルタ島の首都バレッタで、騙し合いバトルが勃発する。
本シリーズはこれまでにも、「子猫ちゃんの集い」と称し、ファンイベントを開催してきた。長澤は会場に集まった約250人のファンを前に、「実感がないんですけど5、6年、この作品に関わっているということで、本当に愛される作品なんだなと思いますし、こんなに長く続けられるなんてありがたいですよね」とニッコリ。全国各地でイベントに参加してきた小手は、「嬉しいですね~、本当にね」といい、「前回の『プリンセス編』のときは、リモートでしかできなかったので、こうしてお客様を目の前に迎えて、イベントができるのは、とにかく本当に嬉しい限りです」と喜びをあらわにした。
トークテーマが最新作に移ると、本シリーズの大ファンだというMCの永島優美アナウンサーが、「今回も本当にすごいです! 一体どこまで想像を超えてくるんだ『コンフィデンスマン』! という感じでした」と、熱量たっぷりに見どころを語る。長澤は「こっちとしては『騙せるかな~』と心配な部分もあったりするので、永島アナのこの熱量を見て安心しました(笑)」とほほ笑む。小日向は「自分で言うのも何ですけど、『(リチャードが)何てかっこいいんだろう』と思いました」と自画自賛し、皆を笑わせていた。
東出は「いままでも騙し合いの末に、最後にどんでん返しがあって。でも今回は皆の競い合いで、裏をかく心理戦の緊張感がずっと続いているから……台本をとにかく読み返して読み返して、予想を裏切る展開がすごいなと思いました」と、物語の魅力を紐解く。小手は、「最初に台本を読んだときは、展開が難しいなと思いました。ダー子、ボクちゃん、リチャードの三者三様の描き方で、ひとつの事件を追っていく構造が、古沢さんとしては珍しい感じで。ちょっと混乱したんですが、映画になったものを見ると、恐ろしいほど分かりやすいというか。古沢さんもすごいし、田中(亮)監督もすごいし。僕らもすごい、お芝居を頑張ってる」と胸を張ると、東出が「小手さん、出てましたっけ?」といじり、おなじみのやりとりを見せていた。
この日は、シリーズ全作品の主題歌を手がけ、「英雄編」にも主題歌「Anarchy」を書き下ろしたバンド「Official髭男dism」が、VTRでサプライズ登場。映像内では、コックリ役の関水渚がインタビュアーを務め、「昭和デュエットのようなデュエット曲を作ってほしい! 『ダー子&五十嵐 feat. Official髭男dism』で」という長澤からのお願いを伝えた。すると、ピアノボーカルの藤原聡が、「エンドロール後の素敵なシーンがすごく好きなので、あの部分で使ってほしい。使って頂けるなら、作りたいですね」と前向きにコメントしていた。
そして終盤には、サブタイトルにちなみ、ファンから「皆さんにとっての英雄とは?」という質問が寄せられた。小手は「やっぱり、僕らにとっての英雄は長澤まさみだなって思います。座長として僕らを引っ張ってくれる。どっしりしていて、現場で『私についてこい!』と主張するタイプではなくて、背中で語るリーダーなんですよ。『長澤まさみがあれだけ頑張っているんだったら、それと同じか、それ以上のものをお届けしないと失礼に当たる』という気持ちがすごい芽生えて。尽くしたくなるリーダー、英雄です」と、長澤をストレートに褒めちぎる。小手の背後で、こっそり“指ハート”のポーズで感謝を伝えていた長澤は、「肩がしっかりして、背中も大きいので良かった(笑)」と照れ笑いを浮かべ、自身にとっての英雄についても語った。
長澤「私にとって、自分の女優人生において、すごく良い出会いだったし、影響を受けたのは、ダー子なのかなと思っています。これだけ愛されるキャラクターと出会えたことは、宝くじに当たるような確率だと思いますから。私にとっての英雄はダー子ですね」
「コンフィデンスマンJP 英雄編」は、2022年1月14日に全国で公開。
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