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「ゼイリブ」の“奴ら”が日本にやってきた! 映画.com編集部が謎の視察に密着

2021年12月24日 18:00

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“姿なき侵略”……ではなく丸見えの状態で来日
“姿なき侵略”……ではなく丸見えの状態で来日

2022年1月7日から開催される特集上映「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」では、名匠カーペンター監督の名作3本が4Kレストア版で鑑賞することができる。81年の劇場公開から40年ぶりにリバイバル上映が実現する「ニューヨーク1997」、霧と共に現れた怨霊たちが巻き起こす恐怖を描いた「ザ・フォッグ(1980)」。そして、忘れてはならないのが、カルト的人気を誇るSFサスペンススリラー「ゼイリブ」だ。

88年に製作された「ゼイリブ」は、異星人による“姿なき侵略”を描いた作品。主演は、80年代の全米人気プロレスラーのロディ・パイパーが務めている。仕事を求めて町に流れ着いたネイダは、ホームレスのためのキャンプで寝泊りするようになったのち、教会でサングラスを発見。そのサングラスを通して見えたものは、人間になりすまし、町を支配していた奇怪な侵略者の姿と、至るところに隠され、人間を操っていた洗脳標識だった。恐るべき真実を知ったネイダは侵略者と戦うことになるのが……。

同作では“姿なき侵略”を心掛けていたはずの“奴ら(THEY)”だったが……映画.comは、ある情報をキャッチした。それは“奴ら”が、日本にやって来るというもの。一体、何故……? カメラを片手に現場へ急行してみると、そこには奇妙な光景が広がっていた。

●日本に来た理由は「クリスマスの視察」
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「やめてくれ! 撮るんじゃない!」。カメラを向けると、顔を隠すような素振りを見せた人物――名前はA氏というようだ。去ろうとするA氏を追いかけ、取材交渉を行う。徐々に心を開いてくれたようで、インタビューに応じてくれることになった。

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A氏が日本に来た理由は「クリスマスの視察」とのこと。“奴ら”の住む世界では、日本のクリスマスの華やかさが人気らしい。熱心にメモをとっていたA氏。イルミネーションを初めて見たようで「なぜ光るのか?」と熱心に質問をしてくる。

話を聞いていると、A氏は既婚者。この後は妻・C子氏と合流する予定のようだ。

●A氏「観光がしたい」 向かった先は日本一高いタワー
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C子氏の到着を待っていると、A氏はしびれを切らしたのか「先に都内を観光したい」と言い出した。向かった先は、高さ634メートルをほこる「東京スカイツリー」。しばらく天空へと延びるタワーを見上げていると、A氏が突然「俺はこの電波塔を通じて地球に来たんだ」と爆弾発言。どうやらこの巨大な電波塔は“奴ら”のワープルートのようだ。

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やがて、妻C子氏から連絡が入る。大慌てで待ち合わせ場所に向かう恐妻家のA氏。妻C子氏は、初めての日本にかなりご機嫌の様子。クリスマスツリーをバックに、2人は愛を確かめ合っていた。

●C子「カメラを貸して」日本の観光名所で何を企んでいるのか…?

C子氏が突然「カメラを貸して」と要求してきたため、我々はそれに従うことに。彼女がカメラでとらえていたのは、夫婦間でしか見せないA氏の姿だった。どうやら2人は浅草も訪れていたようで、雷門の前でも記念撮影。ここでは、A氏が仲間たちに日本の観光名所の様子を伝えている様子が切りとられていた。

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夫妻と別れ、帰路につく。最後にカメラで写したのは、電車の中にいる彼らが日本での出来事を話している様子。今から宿に行くようだ。一見すると観光を楽しんでいるだけにも思えるのだが……「侵略」の下準備を兼ねている可能性も拭い切れない。今回出会ったのはA氏とC子氏だけだが、もしかすると“奴ら”は想像以上に、私たちの身近に潜んでいるのかもしれない。あなたの隣にいる人物が「“奴ら”ではない」とは言い切れるだろうか?

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「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」は、1月7日からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、UPLINK吉祥寺にて3週間限定公開。なお、2021年12月31日には、ヒューマントラストシネマ渋谷で、3作品を一挙上映する年越しイベントも行われる。

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