多部未華子、第1子出産は「人生で一番大きな出来事」 ムロツヨシが妹を電話で説得した理由は?
2021年12月18日 12:05

米アニメーション「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」の公開記念舞台挨拶が12月18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、吹き替え版声優を務めるムロツヨシ(ボス・ベイビー役)、多部未華子(ボス・レディ役)、芳根京子、宮野真守、乙葉、石田明が勢ぞろいした。
見た目は赤ん坊で中身はおっさんの“ボス・ベイビー”が巻き起こす騒動を描いた「ボス・ベイビー」の続編。今回は25年後を舞台に、スーパーミルクを飲んで“赤ちゃん返り”してしまったボス・ベイビーと、今は専業主夫になった兄のティムが再タッグを組んで、世界を救うミッションに挑む。

前作から主人公の声を続投したムロは、「ボス・ベイビーの魅力は、使命感と内に秘めた愛ですね。どこかで誰かに対して愛を持っていて、今回であれば、家族や疎遠になった愛を再確認している。そういう部分が(作品の)魅力になっている」とアピール。「妹から『DVD寄こせ』って電話が来たので、映画館に行くように説得しました」と笑いを誘い、「固定観念を捨て、新しい価値や考えを受け入れないといけない」の理想のボス像についても語った。

本作で洋画の吹き替えに初挑戦した多部は「新参者で緊張しました」と振り返り、「ボス・レディは、まくしたててしゃべる活発な女の子。大変でしたが、楽しく演じさせていただいた」と手応えを示した。また、映画の公開2日目、そしてシリーズ続編であることにちなみに「今年の漢字2文字は?」と問われると、「環境」と回答し「子どもが生まれたことで、環境が大きく変わった。人生で一番大きな出来事」としみじみ。今年第1子を出産し「すべての赤ちゃんがかわいくて、かわいくて仕方ない。そんな特別な年に、(赤ちゃんが主人公の)こういう作品に参加できて、すごく幸せ。最高の1年を締めくくれた」と目を細めていた。

丑年の今年、“年女”だった芳根は「“も~”すごくて。たくさんの現場に行かせていただいた」と牛ギャグで充実の1年を回想。ボス・ベイビーの兄、ティムを演じた宮野は、今年の漢字に「復活」の2文字を挙げ、「エンタメ業界にも復活の兆しが。自分自身の活動でも、やっと有観客のライブができたことが非常に大きい。まだまだ制約がありますが、こみ上げるものがあった」と話していた。
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