大泉洋、「浅草キッド」劇団ひとり監督の才能を称賛 「ダメな男ですけれど、この作品は素晴らしい」
2021年12月7日 20:19

ビートたけしの誕生秘話を描くNetflixオリジナル映画「浅草キッド」の配信記念イベントが12月7日、東京・東洋館 浅草フランス座演芸場で開催され、大泉洋、劇団ひとり監督らが登壇。劇団ひとり監督と漫才のようなやり取りで沸かせた大泉は、最後に「この人を褒めるのは悔しくて仕方がない」と前置きしながら、「才能があふれ倒している作品です。劇団ひとりはダメな男ですけれど、この作品は素晴らしいと思います。劇団ひとりを嫌っても、『浅草キッド』は嫌わないでください!」と全力で呼びかけた。

劇団ひとりが脚本も担当し、たけしの原点であり、師匠である深見千三郎と過ごした日々を描く。この日はそのほか柳楽優弥、門脇麦、「ナイツ」の土屋伸之、鈴木保奈美が登壇し、MCを「ナイツ」の塙宣之、小熊美香が務めた。
劇団ひとり監督とは「青天の霹靂」に続き2作目のタッグとなる大泉は、「人見知りな方ですから、撮影現場でも友達がいないんです。僕がいるときだけはちょっと楽しそうで。僕のクランクアップのとき『大泉さん寂しいっすよ』っておっしゃって。監督との絆を感じていました」と人柄を紹介。しかし、悲しい時はおどけるなど、本音と逆にふるまっていたという深見から影響を受けて、劇団ひとり監督も逆に振舞うようになったと明かし、大泉は「それがやりすぎている。この間も札幌で(一緒に)飯食っていたら、突然『もう帰ってくれよ。いつまでいるんだよあんた』って言いだして、もうわけがわからない。しまいには、『全部逆に言うんですよ』って自分で種明かしするから、かっこよくもないし。ただの変な人」と指摘した。

劇団ひとり監督は、このトークの前に大泉のことを「ずっと一緒だから飽き飽きしている」と雑に扱っていたが、本音を聞かれると「大好きだよ」と明かしてから、「嫌いだね」と逆の本心も付け足して笑わせる。

また、劇団ひとり監督は、撮影中になかなか演者を褒めなかったそうで、「表情が出づらい方」(門脇)、「いまだに褒めてもらってない。大泉さんといるときは楽しそうだったので、僕といるときつまらないのかなって」(柳楽)、「褒めてくれなかったです」(鈴木)という声が上がると、「褒められたいんだったらまず(僕を)褒めてからですよ」と反論。それでも、最後に劇団ひとり監督は「演者さんに恵まれました。みんな素晴らしくて理想の『浅草キッド』ができました」と褒め称えていた。
「浅草キッド」は12月9日からNetflixで全世界独占配信。
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