岡田准一が野獣のごとき鉄拳をふるう究極のダークヒーローに! 原田眞人監督作「ヘルドッグス」 22年秋公開
2021年12月1日 07:00

岡田准一が原田眞人監督の新作「ヘルドッグス」に主演することが決定し、キービジュアルと岡田のコメント映像(https://youtu.be/oMHPTTBENyM)が公開された。撮影は今年の春に終えており、2022年秋の公開を予定している。
「関ヶ原」「燃えよ剣」に続いて三度目のタッグとなる岡田と原田監督は、監督と俳優という関係を超えた信頼感で、作品に魂を注入する。岡田は、本作でも技闘デザイン(アクション振り付け)を担当。クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを経て、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けた。
原作は、深町秋生氏の小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)。発売してすぐに“警察小説を超えた問題作”として話題になった同作を、原田監督が自ら主演に岡田をイメージして脚本を執筆し、原田ワールドを作り上げた。
岡田が演じるのは、正義も感情も捨て、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾(かねたか・しょうご)。兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、闇に落ち、復讐にのみ生きる男。その狂犬ぶりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される複雑なキャラクターだ。
岡田は、「どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います」と自信をにじませるとともに、「さすが原田監督! この時代にこの映画がどう観られるのかそれが楽しみです」と期待のコメント。原田監督も「心底カッケー潜入捜査官映画を撮ってやるぞと心に誓い、岡田准一さんに、野獣のごとき鉄拳極道潜入捜査官を演じてもらいたいと熱望し、コロナ禍で苦戦しつつも、ねばりにねばって完成することができました」と手ごたえを語っている。
キービジュアルには、伸び切った髪と無精髭、タンクトップからのぞく肩と腕に広がるトライバルタトゥー姿の兼高が写され、国籍不明なアウトローな雰囲気から岡田の新境地が垣間見える。
岡田と原田監督のコメント全文は以下の通り。
撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレてました。どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います。
さすが原田監督! この時代にこの映画がどう観られるのかそれが楽しみです。
心底カッケー潜入捜査官映画を撮ってやるぞと心に誓い、岡田准一さんに、野獣のごとき鉄拳極道潜入捜査官を演じてもらいたいと熱望し、コロナ禍で苦戦しつつも、ねばりにねばって完成することができました。
男たちは美しく滅び、女たちは強く生き抜く、そういう闇の奥の隠し味も是非是非味わってもらいたい、と思っております。
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