トム・ホランド「僕のスパイダーマンとしての集大成」 新作の予告上映イベントにサプライズ登場
2021年11月19日 15:00

「スパイダーマン」シリーズ第3弾「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の予告編上映イベントが11月16日(現地時間)、米・ロサンゼルスで行われ、スパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランドがサプライズで登場。会場に集まった450人の観客は総立ちになり、大歓声と拍手が巻き起こった。
ファンの熱意を目の当たりにしたホランドは「この映画は僕のスパイダーマンとしての集大成であるだけではなく、ほかのユニバースからヴィランたちが集まってくるんだ。俳優として、そしてスパイダーマンの大ファンとしてこの作品に参加できたことは本当にうれしい! 早く皆に観てもらいたい! とにかく、驚きや興奮する要素がいっぱいなんだ」と見どころを紹介し、「今日は朝9時から(イベントのために)並んでいた人もいると聞いているので本当にありがたい」と笑顔で挨拶。

予告には、「スパイダーマン2」に登場したドック・オクことDr.オットー・オクタビアス、「アメイジング・スパイダーマン2」に登場したエレクトロ、「スパイダーマン」に登場したグリーンゴブリン、「スパイダーマン3」に登場したサンドマン、「アメイジング・スパイダーマン」に登場したリザードといった過去シリーズのヴィラン達が映し出されたほか、スパイダーマンの新しいスーツでのアクションが収められていた。

上映後、スタンディングオベーションが起こるなか盛大に迎えられたホランド。自身が演じるスパイダーマンについて問われると「この役にキャスティングされたのは僕が18歳の時。庭にいたら突然ケビン・ファイギから電話がかかってきて、その時から人生が変わったんだ」と振り返り、「今予告編を観た映画、これは史上最高級のスーパーヒーロー映画なんだ! みんなの盛り上がりを見て、心から嬉しいし感謝の気持ちでいっぱいだよ」と、改めて感慨深い表情で思いを明かした。
会場では観客からの質問コーナーも実施され、オンラインでつないでいたメキシコの会場から「ヒーローが正体を明かさないことがどれくらい重要だと思うか?」という質問が寄せられると、ホランドは思わず「ほんとにファンからの質問?」と驚き、会場から思わず笑いが起こる一幕も。それぞれの質問に真摯に、ときにジョークも織り交ぜながら答えるホランドの姿に、アメリカとメキシコのファンは興味津々な様子で聞き入っていた。
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は2022年1月7日公開。
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