赤楚衛二「決戦は日曜日」の議員秘書ショット3点お披露目 窪田正孝&宮沢りえに「圧倒された」撮影を振り返る
2021年11月18日 12:00
本作は、「東京ウィンドオーケストラ」「ピンカートンに会いにいく」の坂下雄一郎が監督を務め、約5年をかけて執筆したオリジナル脚本を映画化したもの。事なかれ主義の議員秘書・谷村勉(窪田)と、やる気満々だが世間知らずな二世議員・川島有美(宮沢)による、波乱に満ちた選挙戦の行方をシニカルに描く。赤楚、内田慈、小市慢太郎、音尾琢真が秘書チームの面々を体現した。
物語の舞台は、ある地方都市。谷村は、衆議院議員・川島昌平の事務所で私設秘書として働いている。秘書としての経験を積み中堅となり、仕事に特別熱い思いはないが、暮らしていくには十分な仕事だと思っていた。ところが川島が病に倒れ、後継候補として白羽の矢が立ったのは、川島の娘・有美(宮沢)。世間知らずで自由奔放、熱意だけはある有美に振り回されながらも、谷村は彼女を当選に導くべく奔走。地盤は盤石で当選は確実とみられていたが、政界にはびこる古くからの慣習に納得できない有美は、ある行動を起こす。
秘書のひとり、岩渕勇気を演じたのは、連続ドラマ単独初主演を果たした「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」で注目を浴び、「彼女はキレイだった」や映画「思い、思われ、ふり、ふられ」など出演作が相次ぎ、現在は「SUPER RICH」が放送中の赤楚。窪田と宮沢との初共演を振り返り、「窪田さんは声を掛けてくださり空気感を作ってくれるので一緒にいて居心地が良かったです。本当に頭の回転が速くて、監督や周りからの要望への切り替えの早さが印象的でした」「宮沢さんは発光しているかのような輝きをお持ちで、芯が強い方ですよね。演説の長ゼリフのシーンを拝見させて頂いたのですが、役を越えて感動してしまってただただ圧倒されました」と、大いに刺激を受けたことを明かした。
演じた岩淵について、坂下監督からは「若者代表のような役柄であってほしい」「会話のなかでの言葉ひとつひとつのニュアンスを大切にしてね」とアドバイスを受けたそう。赤楚は「選挙戦が進んでいくなかで最終的にいろいろなことを吸収しつつも、受け入れないほうが悪いんじゃないか?と純粋がゆえに染まり切ってしまう。そんなところが窪田さん演じる谷村を悩ませていることを意識しました」と話す。また、私設秘書の仕事の内容を調べ、その大変さを実感しながら、役づくりに取り組んだ。
そんな赤楚が印象に残っていると語るのは、川島ゆみ選挙事務所で、講演会や地元の有力議員がある事件をきっかけに、選挙戦の行く末に一喜一憂するシーン。撮休明けに始まったこのシーンで、周囲のパワーが爆発したような空気が忘れられないという。「そのなかで闘っている宮沢さんもまたスゴイな……と改めて感じました。独特な雰囲気の中でのまったりした事務所のシーンとは違って、みなさんの圧が強かったです(笑)」。
あわせて披露された場面写真には、褒められて笑顔を浮かべたり、扉からひょっこり顔を出したりと、岩淵のさまざまな姿を活写。「決戦は日曜日」は、2022年1月7日に公開される。
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