韓国から小樽へ 20年前に閉じこめた記憶と初恋を辿る旅を描く「ユンヒへ」予告編披露
2021年11月18日 11:00

2020年の第41回青龍映画賞で最優秀監督賞と脚本賞を受賞した韓国映画「ユンヒへ」の日本版予告編が披露された。
本作は、韓国で暮らすシングルマザーのユンヒが、20年以上連絡を絶っていた初恋の女性から一通の手紙を受け取ったことから始まるラブストーリー。新鋭イム・デヒョン監督の長編2作目となり、東アジアにおける中年女性たちの同性愛と、彼女たちが経験してきた抑圧を真摯に描き、高い評価を得た。主人公ユンヒを「優しい嘘」のキム・ヒエ、初恋の相手のジュンを「ストロベリーショートケイクス」の中村優子、ユンヒの娘セボムを元「I.O.I」のキム・ソヘが演じている。

予告編は、ユンヒの娘セボムが、ポストに届いた見知らぬ人からの手紙に気付くシーンから始まる。母宛ての手紙を盗み見たセボムは、自分の知らない母の姿をそこに見つける。差出人は、日本人女性のジュン。手紙を受け取ったことで、ユンヒは20年前に閉じ込めた想いがあふれ出していく。そして、セボムの誘いでユンヒはジュンが暮らす北海道・小樽へ旅立つ。映像では雪が積もる街を旅する母娘の姿が描かれるとともに、伯母のマサコ(木野花)と暮らすジュンの姿も映し出されていく。


デヒョン監督は、簡単に連絡が取り合える現代社会において手紙という方法を採り入れた理由について、「ユンヒとジュンは長い間、会うことができず、ずっとお互いを恋しく思っていました。ジュンは送ることのない手紙を書き溜めていました。かつての愛や恋愛には待って期待する、そんな時間があったはずです。だからこそ、せつない。そんな気持ちをこの映画で描きたかったのです」と明かす。
そして、物語を導く重要な役割を担うセボムとマサコを登場させた意図を「セボムとマサコは、ユンヒとジュンを結びつけてくれる協力者であり、ふたりともそれぞれ、ユンヒとジュンの人生になくてはならない同伴者です」と説明。「この映画はユンヒとジュンのラブストーリーですが、広い目で見ると、セボムとマサコの物語でもあるのです」と語っている。
「ユンヒへ」は、2022年1月7日よりシネマート新宿ほかで全国公開。
(C)2019 FILM RUN and LITTLE BIG PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

「鬼滅の刃」無限城編&超人気アニメ映画が【500円】で観られる!
【絶対にこの記事を読んでから観て】確実に損しないオトク情報
提供:KDDI

売春婦殺人事件、深刻な麻薬汚染…
遺体発見。妹でないことに、少しだけ安堵した。【現代の闇を描く、注目の衝撃作】
提供:BS10スターチャンネル

絶対に開かないでください。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
提供:ワーナー・ブラザース映画

雪風 YUKIKAZE
【観て、心から本当によかった】「コード・ブルー」「海猿」に涙した人にもオススメしたい新たな傑作
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス

なんだこのとんでもない映画は!?
【観ないのは映画人生の損失?】狂気的なクオリティでぶち抜く“常識外れの超高評価作”
提供:東映

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【ボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生の物語。そのままの君が、好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある!
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を“まさかの方法”でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】観てきたけど…マジ最高!! 究極のスリル、圧倒的な感動、全瞬間が限界突破!!
提供:東宝東和