サルマ・ハエック、「エターナルズ」監督と本気の“喧嘩” 脚本について争う「周りの人は私がクビになるかと」
2021年11月9日 13:00

「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督がメガホンをとったマーベル・スタジオ最新作「エターナルズ」(公開中)。エターナルズのリーダー、エイジャックを演じたサルマ・ハエックは、ジャオ監督と脚本が原因で“喧嘩”したことを明かした。
本作は、さまざまな脅威から地球を守ってきたアベンジャーズが誕生するよりもはるか昔から地球に存在し、7000年もの間人知れず人類を見守ってきたエターナルズの物語。「アベンジャーズ エンドゲーム」のその後を描く世界で、サノスをも超える未曽有の脅威が人類に迫り、エターナルズが地球滅亡の危機に立ち向かう。

ハエックは主演と製作を務めた「フリーダ」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、本作では何世紀もの間エターナルズを牽引してきたエイジャックを演じている。
ハエックは「ある日、脚本について彼女(ジャオ監督)と大喧嘩したの。あまりに叫んでいたから、周りの人は私がクビになるかとドキドキしていたわ。でも蓋を開けてみると他のアイデアも出た最高にクリエイティブな会話だったし、それは彼女も同じ気持ちだと言っていた」と、ジャオ監督との口論が結果的に満足のいく内容になったそう。

ジャオ監督は、臆することなく意見するハエックについて「ディレクター経験のあるサルマにはたくさん助けられた。撮影現場で俳優に意識を向け続けるのが難しい中で、全体を見て何が起こっているのか把握してサポートしてくれたことはとても助かった」と感謝を語る。ハエックも「クロエ監督はこの映画に具体的なビジョンを持って臨んだの。これまでで最も多様性のあるキャスティングを目に見えない自然な形でこの映画に利用し、統一感を持たせている。とても信頼できる監督だった」と魅力を明かしている。

また、チームで唯一の“癒し”の能力を持つエイジャックというキャラクターについては、「彼女の母性的なリーダーシップは、他の映画のリーダーたちとは全く違う」と、ジャオ監督との議論の末に作り上げた新しいリーダー像に自信をにじませている。

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