大ヒットの「イカゲーム」、Netflixに約9億ドルの経済効果か 内部資料がリーク
2021年10月22日 14:00
世界的なブームを巻き起こしているNetflixの韓国ドラマ「イカゲーム」(全9話)が、同社に9億ドル近い経済効果をもたらすことが明らかになったと、米バラエティが報じている。
Netflixは、同作の獲得に2140万ドルを支出。これに対し、Netflixへの「インパクト価値」は40倍以上の8億9100万ドルになるという。「インパクト価値」とは、加入者の視聴状況に基づいて作品のNetflixへの経済的貢献度を示す独自指標で、米ブルームバーグにリークされた内部資料によって明らかになった。
なお、Netflixはこの報道に対してノーコメントとしており、内部資料をリークした社員を解雇している。
「イカゲーム」は、多額の借金を抱えた人々が巨額の賞金を獲得すべく、生死を賭けたサバイバルゲームに挑むさまを描いたサスペンスドラマ。「トガニ 幼き瞳の告発」「怪しい彼女」のファン・ドンヒョク監督が企画、制作総指揮、演出を手がけている。
9月17日の世界配信開始から28日間で、1億1100万世帯で視聴されており、「ブリジャートン家」の8200万世帯を大きく上まわり、同社が提供する新ドラマとして史上最高記録を樹立している。