「燃えよ剣」ついに公開!岡田准一「日本から世界に」V6代表曲引き合いに
2021年10月15日 14:16

司馬遼太郎の歴史小説を映画化した「燃えよ剣」の初日舞台挨拶が10月15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、新選組副長・土方歳三役の主演・岡田准一をはじめ、土方と惹かれ合うお雪を演じる柴咲コウ、鈴木亮平(新選組局長の近藤勇役)、山田涼介(沖田総司役)、尾上右近(会津藩藩主・松平容保役)、伊藤英明(初代筆頭局長・芹沢鴨役)、原田眞人監督が登壇した。
およそ1年半の公開延期を経て、全国363スクリーンで封切り。挨拶に立った岡田は「初日というものは、僕らにとって大切なもの。疲れが残るくらい濃厚な映画を見ていただき、幸せです」と喜びを語り、「本格的な時代劇がなかなか作りづらい時代ですが、こういう作品がヒットしてくれることに願いを込めて、(作品づくりに)臨んでおります」と作品の飛躍を願った。
激動の時代に夢を追いかける新選組にちなみ「今の夢は?」と問われると、「日本から世界に売れるものをちゃんと作りたいという夢はずっと持っている」と語り、「若い頃から『MADE IN JAPAN』という歌を歌っていますしね。あれ、野望の歌ですから(笑)」とV6の代表曲を引き合いに、瞳を輝かせていた。
柴咲は「息つく間もなく、どのカットを切り取っても、すばらしい映像が連なっている」と改めて作品にほれぼれし、鈴木は「延期を経て、一番いいタイミングで公開できた。こんなに楽しみに待たれていた映画もそうそうない」と興奮を隠せない様子。また、時代劇に初挑戦した山田は「非常に難しい役どころでしたが、皆さんに支えていただき、演じ切ることができた」と共演者に感謝の意。夢を問われると、「夢や目標を持つのは得意じゃない。そっちにしか向かわないような性格なので」と言いつつ、「あっ、エマ・ワトソンに会いたいです」と明かし、会場を沸かせた。
本作が映画初出演となる尾上は「祖父が映画俳優の鶴田浩二ですので、ずっと映画に出たいという思いがあった。こんなすてきな作品で、ひとつ夢がかなってしまったので、新たな夢に向かっていきたい」と決意を新たにし、伊藤は小学生のときに鑑賞したという映画「敦煌」を振り返り、「西田敏行さんが甲冑を着て、馬に乗り暴れまわる姿を見て、あんな風になりたいと思っていた」と当時の夢を告白。今回、共演した岡田について「すばらしい俳優さん。役者としての覚悟と誇りを見て、自分もこういう俳優になりたい、追いかけたいと思った」と賛辞を送った。
原田監督は100%稼働となった客席を見つめ「我々はこの光景を思い描きながら、大変な撮影を乗り越えて、そこ(初日)に向かって走ってきた」と感無量の面持ち。「この映画が40億、50億とヒットして、ここにいるみんなで『新選組血風録』をできれば。これからも新選組のみんなと付き合っていきたい」と闘志を燃やしていた。
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