杏「パリ、フランスは青春の場所」 フランス映画祭2021ラインアップ発表会見
2021年10月14日 18:30
29回目となる「フランス映画祭2021 横浜」の作品ラインアップ発表会見が、在日フランス大使館公邸で10月14日開かれ、今年のフェスティバル・ミューズを務める杏、フィリップ・セトン駐日フランス大使、山中竹春横浜市長らが出席した。
好きなフランス映画を問われた杏は、「アヌーク・エーメさんが好き。芸術にとても興味があるので、モディリアーニを描いた『モンパルナスの灯』」と回答。モデルとして、10代からパリコレ出演のため数多くの渡仏経験があり、「パリ、フランスは青春の場所。スマホのない時代に紙の地図を持って、最先端のファションの現場に行きました。その時に築いたものが宝物として熟成されている」とフランスとの長年のかかわりを述懐する。
また、フランスは杏にとって「歴史、音楽、芸術、美味しいごはんなど仕事以外でも楽しい思い出が詰まっていて、いつ行っても好奇心が刺激される場所」と言い、いつか住みたい?との質問には「昔から半月やひと月などの期間で行っていました。住んだら刺激があると思います」と笑顔を見せた。
映画祭は、昨年同様新型コロナウイルスの感染対策を万全にしながら、オープニングセレモニー、ゲスト招へいを予定しており、協賛の日産の電気自動車LEAF内から鑑賞するドライブインシアター上映を予定。オンラインでパリから会見に臨んだ、主催のユニフランスからバラエティ豊かな上映作品10本が発表された。
同映画祭は横浜みなとみらい21地区を中心に11月11日~14日に開催される。
▼上映作品は以下の通り。
「ヴォイス・オブ・ラブ」
「セヴェンヌ山脈のアントワネット」
「約束」
「分裂」
「ウイストルアム 二つの世界の狭間で」
「あなたが欲しいのはわたしだけ」
「DELICIEUX(原題)」
「アプローズ、アプローズ!」
「東洋の魔女」
「月の守護者の伝説」
「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」