濱田岳、秋元康が仕掛ける不倫コメディに挑む! 新ドラマ「じゃない方の彼女」10月スタート
2021年9月1日 07:00
濱田岳が主演を務め、秋元康が企画と原作を担うオリジナルドラマ「じゃない方の彼女」が、テレビ東京系列で10月から毎週月曜午後11時6分に放送されることがわかった。濱田は、“天然魔性系女子大生”に振り回され、道ならぬ恋の沼へと沈んでいく真面目な既婚者を演じる。
ドラマ「共演NG」や「あなたの番です」を手がけてきた秋元が本作でスポットを当てるのは、お笑い芸人の目立たない方、クラスの主役じゃない方、モテない方、皆が選ぶものとは違う方――そんな、いわゆる“じゃない方”の男性である主人公・小谷雅也。愛する家族に囲まれ、大学の准教授として働いてきた雅也が、妻“じゃない方の彼女”に翻ろうされる不倫コメディを紡ぐ。現在放送中のドラマ「来世ではちゃんとします2」や映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の三木康一郎が演出を担う。
特別目立つことのない、ごく普通の人生を送ってきた大学准教授の雅也は、美人の妻と娘とともに何不自由ない日々を過ごしていた。しかし、ある日を境に、雅也は自身が務める大学の生徒・野々山怜子と偶然出会う機会が増え、いつしか互いに気になる存在に。「偶然が3回続くと、奇跡が起きるらしいですよ」とアプローチをしてくる怜子に、雅也は距離を置こうとするが、次第に天然魔性な彼女の言動に心惹かれていく。
「じゃない方の彼女」はテレビ東京系列で、10月から毎週月曜午後11時6分に放送。秋元、濱田、中川順平プロデューサーのコメントは、以下の通り。
何年か前に、ある漫才コンビについて話していたスタッフが、「じゃない方!」「じゃない方!」と叫んでいるのを見て驚いたことがあります。コンビのどちらかの名前を失念していたなら、「ボケの方」とか「ツッコミの方」というか、「上手(かみて)の方」「下手(しもて)の方」と呼べばいいのに……。「面白い方」「面白くない方」という意味なのか、「顔が知られている方」「顔が知られていない方」という意味なのか、残酷な言い方だなぁと思っていたら、当の本人たちは、むしろ、愛おしさを込めて呼んでいることに気づきました。漫才という話芸において、それぞれ立場の異なる役割を理解した上での発言だったのです。
言い方を変えれば、人間は、みんな、何かの「である方」であり、何かの「じゃない方」だと思います。そんな言葉遊びの延長線上でドラマを企画しました。とある男性の前に、2人の素敵な女性が現れたら、どちらが「である方」であり、どちらが「じゃない方」になるのか? それが、また、厄介なことに、時間差で現れたとしたら? もっと、面倒くさいことに、結婚してから現れたら? 奥さん? 彼女? どっちが「じゃない方」? 要するに、ぐしゃぐしゃなラブコメが出来ました。
これまで演じてきたことのない役柄で、とてもチャレンジングだなと感じました。台本を初めて読んだとき、これまでにない新しいジャンルのドラマを作ろうというスタッフの皆様の高い目標、それにチャレンジしようという気概を感じ、とても勇気をもらいました。新しい形のコメディドラマとして、温かい目で見て、楽しんで頂けたら嬉しく思います。
10月クールの月曜23時台は、テレ東ドラマとして昨年大きな話題となった「共演NG」以来、一年ぶりの秋元康企画・原作ドラマ「じゃない方の彼女」をお届けします。テーマは「不倫」。もちろんこれまでにも、ドロドロの修羅場が描かれた不倫ドラマは、数多くありました。しかし、秋元ドラマは、今回も一筋縄では行きません。今や不倫が、社会的な命取りともなる状況。そんな中、平凡で冴えないけど、常識ある一人の男が、不倫沼に落ちて行ってしまう……。なぜ? どうやって?……そのどうしようもなく愚かで滑稽、それでいてどこか憎めない様を、クスッと笑えるコメディとして描きます。主演は、コメディにかけては、文字通りこの年代のトップランナーの一人、濱田岳。他にも、主人公と禁じられた恋に落ちる天然魔性「?」の女子大生、しっかりものの美人奥さんにも、ここでは言えない豪華キャストが! バレたら終わり……。そんな恐怖と背中合わせの状況に、監督の作るハイセンスな映像世界が相まった、これまでなかった新しい感覚のコメディです。「じゃない方の彼女」どうぞご期待下さい!
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