映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

東日本大震災から10年後の宮城を舞台に描く「有り、触れた、未来」23年春公開 主演は桜庭ななみ

2021年8月30日 07:00

リンクをコピーしました。
桜庭ななみ
桜庭ななみ
(C)UNCHAIN10+1

グッモーエビアン!」「探検隊の栄光」「猫なんかよんでもこない。」の山本透監督による自主制作映画プロジェクトが始動することがわかった。タイトルは「有り、触れた、未来」。主演を桜庭ななみが務め、碧山さえ、鶴丸愛莉、手塚理美が共演し、2023年春の全国公開を予定している。

本作は、東日本大震災から10年が経過した宮城を舞台に描く“命と向き合う物語”。現在も東日本大震災の語り部として、全国で防災教育を含めた講演活動を続けている齋藤幸男氏の著作「生かされて生きる 震災を語り継ぐ」から発想を得たオリジナルストーリーが展開。山本監督の企画・脚本に込められた想いに賛同した現役俳優陣が「UNCHAIN10+1(アンチェインイレブン)」というプロジェクトチームを結成し、映画製作にあたっている。なお、宮城県東松島市で活動を続けている「青い鯉のぼりプロジェクト」も全面協力を表明しており、劇中には空一面の「鯉のぼり」が登場。宮城県内を舞台に、10月から撮影を開始する。

桜庭が演じるのは、10年前の交通事故で恋人を亡くした元バンドマンの佐々木愛実(ささき・めぐみ)。 劇中ではバンドの演奏も披露するため、現在エレキギターを特訓中だ。宮城出身の碧山、岩手出身の鶴丸は、オーディションで選出。碧山は、震災で家族を亡くした中学生の少女・里見結莉(さとみ・ゆり)、鶴丸は結莉の親友・野上咲良(のがみ・さくら)を演じることに。2人は、劇中で和太鼓の演奏も披露することになっている。また、手塚は結莉の祖母・里見文子(さとみ・ふみこ)役として登場する。

山本監督、各キャストのコメントは、以下の通り。

桜庭ななみ
 初めて山本監督とお会いした時、このストーリーを描いたきっかけと、生死に対しての想いを伺いました。

その時に、初めて東日本大震災から10年経った今でも復興だけではなく、命が途切れてしまうことも終わっていないんだなと感じました。

この物語には大切な人の死と向き合って生きている人々が登場します。

私が演じる佐々木愛実は10年前に交通事故で恋人を亡くしています。

恋人の火葬のシーンから始まる今回の映画で、生死について、役に寄り添いながら丁寧に表現できたらと思います。

【碧山さえ】
画像2(C)UNCHAIN10+1

辛い思いや心の傷はその人にしかわからないかもしれません。辛い思いを抱えていると、ときには自分自身を責めてしまうこともあると思います。

それでも、結莉は前を向いて進んでいく。そんな芯の強さや、生きている事の素晴らしさ、まわりに自分の気持ちを伝え合える人がいるありがたさを、この映画を通して見ていただけたら嬉しいです。

今は太鼓の猛練習中です! 結莉の気持ちも考えながら全力で一生懸命頑張っていきます!

【鶴丸愛莉コメント】
画像3(C)UNCHAIN10+1

私が演じる役・咲良は、友人の結莉を支える大事な役です。友達や命の大切さを学び、元気よく自分らしく大きく演じたいです。

また、和太鼓を一生懸命練習しているので、演奏する姿にもぜひ注目してください。

共演する先輩方の演技を吸収して、自分の今後の演技にも活かしていきたいです。

この映画を見て、沢山の方に元気と勇気を持っていただきたいですし、小さなことでも幸せにつながるということを、感じていただきたいと思います。

画像4(C)UNCHAIN10+1

このお話を頂いて、改めて「生きる」ということを考え始めています。「人間」という生き物についても。「生きる」「生きていく」「生かされている」そして、「失う」という事、「求めない」という事、「ゆるす」という事を、文子さんを通して考えて行きたいですし、この映画を通して皆様と繋がれたらとてもしあわせだと思っております。

山本透監督】

一向に収まらない感染症に、人々は疲れてしまったのか。

11年ぶりに日本人の自殺者数が増加し始めました。特に女性や若者の自死が増加傾向にあります。

我々大人たちは、若者の死をどうしたら食い止められるのか?

模索し続け、宮城県という、かつて傷だらけだった地に辿り着きました。

未だ癒えぬ哀しみとともに懸命に生き抜いてきた人々のエネルギーをお借りして、この映画は創られます。

震災・復興をテーマとした作品ではありません。遠くなり、薄くなっていく人々のコミュニケーションのその先。コロナが収まった未来、人間はどう生きていくのか? この映画は「有り、触れられる」ことの尊さ、「互いに支え合う」ことの尊さを伝え、疲弊しきった人々に「生きる力」を届けます。

若者の未来を照らすのは、大人たちの使命。そう信じて、全力でこの映画に挑んでいきます。

フォトギャラリー

宮内ひとみ の関連作を観る

Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」の注目特集 本日公開 注目特集

映画「F1(R) エフワン」 NEW

【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上

提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男の注目特集 本日公開 注目特集

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男

【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。

提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画の注目特集 注目特集

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画 NEW

【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!

提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作の注目特集 注目特集

186億円の自腹で製作した狂気の一作

【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…

提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?の注目特集 注目特集

なんだこの映画は!?

【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!

提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――の注目特集 注目特集

すさまじい映画だった――

【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。

提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!の注目特集 注目特集

“生涯ベスト”の絶賛!

「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】

提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!の特別企画 特別企画

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選! NEW

「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画.com注目特集 6月27日更新

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る