「乃木坂46」岩本蓮加映画初主演、宝田明と70歳年の差コンビ描く「世の中にたえて桜のなかりせば」22年公開
2021年8月24日 09:00
「乃木坂46」の岩本蓮加と宝田明がダブル主演を務める映画「世の中にたえて桜のなかりせば」が、2022年に公開されることが決定した。
タイトル「世の中にたえて桜のなかりせば」とは、桜にまつわる詩からの引用。桜の季節、そして「終活」をテーマに、“終活アドバイザー”のバイトをしている不登校の女子高生・咲(岩本)が、同僚の敬三(宝田)と共に、様々な境遇の「終活」を手助けする。70歳の年の差コンビが織りなす心温まるヒューマンドラマだ。
17歳の岩本は、本作が映画初主演。「終活」に悩む大人たちに真摯に向き合おうとする、等身大の女子高生を好演している。ダブル主演の宝田(87歳)は、本作の企画立案を担当し、エグゼクティブプロデューサーも兼任。岩本演じる咲に寄り添い、ヒロインの新たな一歩を導き出すという役どころだ。さらに宝田の妻役を吉行和子が務める。
メガホンを取ったのは、多くの映画祭で短編映画賞を受賞し、短編作品「サイレン」(2017年)が国内外の映画祭で賞を獲得した気鋭の若手監督・三宅伸行。共同脚本として「人」「ジャパニーズ スタイル Japanese Style」の敦賀零が名を連ね、主題歌は、理論派のITSUKIと感覚派のNARITOによる2人組ボーカルデュオ「all at once」が担当している。
初主演映画ということでかなり緊張していてプレッシャーも感じていたのですが、それ以上に嬉しい気持ちでいっぱいでしたし、応援して下さっているファンの方々に喜んでもらえると思うとより嬉しく思えました。
そして、W主演の宝田明さんとの共演は本当に夢のようで、撮影の合間に気さくに話しかけて下さったり時にはアドバイスもして下さって、物凄く貴重な時間を過ごすことができたと思います。
多くの方に観て頂けたら嬉しいです!
17才の時を思う。
戦後満州から引き上げてきた軍国少年であった。七つボタンは 桜に錨と大声を張り上げ予科練を夢見ていた。
死ぬような思いで帰国。桜に覆われた皇居を見た時の感動は忘れられない。
夜空の照明に浮かぶ堂々たる大樹。
ひっそりとした野辺に一人咲く桜の老木。
聖戦と言われながら悲しい運命を背負ったあの時代の彼等も17才の時。
いっそ桜がなければ気を使わずにのどかな気でいられるのに。
17才の岩本蓮加。
物怖じせず素直に役に挑戦する姿。真剣で行儀正しい人柄は、これからの俳優人生を確かなものとして満開の花を咲かせるであろう。
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