世の中にたえて桜のなかりせば
劇場公開日:2022年4月1日
解説
「乃木坂46」の岩本蓮加と名優・宝田明が主演を務め、「桜の季節」と「終活」をテーマに描いたヒューマンドラマ。終活アドバイザーのアルバイトをしている不登校の女子高生・吉岡咲。一緒に働く老紳士・柴田敬三とともに、様々な境遇に置かれた人たちに寄り添いながら彼らの終活を手伝う日々を過ごしていた。一方、咲の担任だった南雲は生徒からのイジメが原因で教師を辞め、自暴自棄になっていた。咲はひきこもり生活を送る南雲の様子を見に、たびたび彼女の自宅を訪れる一方で、イジメの張本人である女子生徒に自分の気持ちをぶつける。自身も不登校で行き場を求めている咲に、敬三は病気の妻とかつて一緒に見た桜の下での思い出を語る。敬三夫婦を励ますため桜の木を探しに出かけた咲は、ある真実にたどり着く。監督は、2017年の短編作品「サイレン」が国内外の映画祭で注目を集めた三宅伸行。
2022年製作/80分/G/日本
配給:東映ビデオ
スタッフ・キャスト
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宝田さんの遺作という事で拝見しました。
短歌と今の世の中で起きてる問題を
リンクさせて
終活というこれも今どきの話。
サクラ🌸の花
あと何回見れるのかな??
と思いながら。。。。
エンドロールあと拍手👏👏起こりました。
思わず私も参加!
2022年劇場鑑賞107本目。
宝田明さん初プロデュース作品にして遺作です。大杉漣さんも初プロデュース作が遺作になってしまいましたし、どちらも死をメインテーマとする作品なのがまた・・・。
終活サポート「ハレノヒ」でアルバイトをしている女子高生とパートっぽいおじいちゃん・・・ん?ハレノヒって聞いたことあるな、実際の企業とコラボか?と一瞬思いましたが成人式当日に逃げた着物屋と同じ名前(向こうはひらがなでしたが)じゃないですか。最近の話でもないし別の名前にすればよかったのに・・・。
しかし、そんなことがどうでもよくなる程文化祭のクラスの出し物レベルのアマチュア感丸出しの接客。社員とかベテランの人いないんですか?さらに解決するためにとうとうただのクラスメイトまで駆り出す始末。ちょっと終活も仕事もなめすぎではないでしょうか・・・。
同じ終活を描いた作品なら橋爪功出演(主演にしか見えなかったけど主演ではない)のお終活〜熟春!人生、百年時代の過ごし方〜の方が何倍も良かったです。
死に最も遠い存在の女子高生が死に向き合って生きる力を得る、というテーマはすごく斬新で良かっただけに残念でした。
2022年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
この映画が伝えたい事って、いくつか有ると思うんです。
その中でも、一番伝えたい事は、伝えるという事自体なんじゃないかと思ったの。
私、おっさんなので、この映画の主人公二人の間の年代なんです。
私くらいの年代だと、上の世代から教わらなければならない事もまだまだ有ると思うし、下の世代に伝えたい事も出てきます。
伝える事が出来るのって、学んで来た知識と積み重ねた経験が殆どですから、その人の人生そのものって言い換えても、過言じゃないと思うんです。
それでですね、終活っていろいろな目的が有るのでしょうけど、伝えたい事を残す目的も有るんじゃないかな。
この映画は、宝田さん自身の終活の一部なんだろうと思います。
敬三の戦争に関する話は、宝田さんの体験に基づいているのでしょう。
これは、一人でも多くの人に伝えたかったんだと思う。
それ以外にも、宝田さんの伝えたい事が詰まった映画だと思うの。
それから、教師って職業は若い世代に何かを伝える大事な役割を担ってます。
ただ、若い時は目上の人の話を素直に受け入れられない事が、多々有りますよね。
それでも、言葉が誰かの心に届いて影響を与えたのなら、伝えるという職務を果たしているのじゃないかな。
私も人生の後半に入っているので、若い人が顔を上げられる社会を構成する一員にならないといけないんだろうなと思いました。
この映画、人に伝えたくなる映画ですね。
何人の人が読んでくれるか分からないけど、いつもより少し真面目にレビューを書いてみました。
2022年4月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
学校に行かずに終活バイト
なんだか楽しそう!
なかなか桜がでないなと思っていたら、現れたのは枯れ木。
2人のアイディアで綺麗な桜満開。
上を向いて生きよう!
エンドロール後のワンカットよかったです。