「スパイダーマン」シリーズのネッド役俳優、不遇なバンパイア役で新ドラマに主演
2021年8月23日 18:00
トム・ホランド版「スパイダーマン」シリーズのネッド役で一躍ブレイクしたジェイコブ・バタロンが、米Syfyの新シリーズ「Reginald the Vampire」でテレビドラマ初主演を果たすことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
同作は、米作家ジョニー・B・トラントの人気小説シリーズ「Fat Vampire(原題)」(全6巻)が原作。ひょんなことから吸血鬼に転じてしまった主人公レジナルド・バスキン(バタロン)が、スリムで美しい吸血鬼ばかりのバンパイア界で唯一おデブな吸血鬼という不遇な境遇に置かれながらも、いじめや失恋といった幾多の試練を乗り越え、自分にしかない特殊能力を覚醒させていく姿を描くドラメディだ。
ドラマ「ツイン・ピークス」の脚本家ハーレイ・ペイトンが脚本、制作総指揮、ショーランナーの3役を兼任。「妹の恋人」「悪魔のような女(1996)」のジェレマイア・S・チェチックが監督と制作総指揮を務める同作は1話60分、全10話で放送開始日はまだ決まっていない。
バタロンは、「スパイダーマン ホームカミング」でスパイダーマンことピーター・パーカーの友人ネッド役で注目を集めた。「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」など、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の大作群に出演するかたわら、「モンスター・フェスティバル」「クリスマスに降る雪は」といったインディペンデント系の秀作にも出演。次回作として、シリーズ第3弾「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」が、12月17日に全米公開を控えている。