「ボヘミアン・ラプソディ」ルーシー・ボーイントンがマリー・アントワネット役 仏作曲家の伝記映画で
2021年8月18日 19:00
フランス革命期の作曲家・バイオリン奏者ジョゼフ・ブローニュ・シュバリエ・ド・サン=ジョルジュを描く米サーチライトの伝記映画に、ルーシー・ボーイントン(「ボヘミアン・ラプソディ」「シング・ストリート 未来へのうた」)が出演することがわかった。
サン=ジョルジュは1745年、フランス・グアドループ島でプランテーションの地主とアフリカ人の奴隷女性との間に私生子として生まれ、作曲家、バイオリン奏者、そして優れたフェンシング選手として社交界で名を上げた。フランス国王ルイ16世の王妃マリー・アントワネットに寵愛を受けていたが、貴族の女性と不倫関係になったことで見放され、その地位を失った。
米Deadlineによれば、新作「シュバリエ・ド・サン=ジョルジュ(原題)」はケルビン・ハリソン・Jr.(「WAVES ウェイブス」「ルース・エドガー」)が、“ブラック・モーツァルト”と呼ばれたサン=ジョルジュ役で主演。ボーイントンはマリー・アントワネット役を演じる。
新作はステファニー・ロビンソンの脚本をもとに、スティーブン・ウィリアムズ(「ウォッチメン」)が監督。ほかに、サマラ・ウィービング(「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」)がマリー・ジョゼフィーヌ役で共演する。
ボーイントンは、「Dr.HOUSE ドクター・ハウス」のヒュー・ローリーが監督、脚本を務めアガサ・クリスティの小説「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」をドラマ化する新作に出演。また、女優マリアンヌ・フェイスフルの伝記映画「Faithfull(原題)」で主演と製作総指揮を務めることが決定している。