ノーベル賞受賞科学者ジェニファー・ダウドナの伝記、実写ドラマ化
2021年8月14日 22:00

世界的ベストセラー「スティーブ・ジョブズ」の著者として知られる伝記作家ウォルター・アイザックソンの新刊「ザ・コード・ブレイカー」が実写ドラマ化されることが明らかになった。
3月に全米で出版された「ザ・コード・ブレイカー」は、ノーベル化学賞受賞をしたジェニファー・ダウドナの人生を軸に、遺伝子研究の歴史を描いた作品。ダウドナは、ゲノム編集技術CRISPR-cas9の共同開発者として知られている。
このほど、「ザ・コード・ブレイカー」の映像化権を「オリエント急行殺人事件」や「ナイル殺人事件」を手がけるマーク・ゴードン・ピクチャーズが獲得。リミテッドシリーズとして企画開発を行い、同社のマーク・ゴードンとベス・パティンソンが制作総指揮を務めることになる。
パティンソンは、「科学がこれまで以上に世間の注目を集めているいま、ジェニファーの物語を託され、彼女とその素晴らしい協力者たちが行った、人生を変えるような仕事にスポットライトを当てることができて光栄です」と声明を発表した。
また、アイザックソンも、「マークとベスがこのエキサイティングで感動的な物語を作ってくれることを嬉しく思います」「これは自然の驚異を発見し、私たちをより健康にしたり、パンデミックから守ったりするツールを発明するという、スリリングな探偵物語です。すべてのヒーローがマントを着ているわけではありません。白衣を着ている人もいるのです」とコメントを寄せている。
なお、ゴードンは、アイザックソンによる伝記の映画化「スティーブ・ジョブズ」(ダニー・ボイル監督)もプロデュースしている。

「ナイル殺人事件」
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