スカーレット・ヨハンソン、「ブラック・ウィドウ」公開契約めぐりディズニーを提訴
2021年7月31日 11:00

マーベル映画「ブラック・ウィドウ」について、主演のスカーレット・ヨハンソンがマーベルを傘下に持つウォルト・ディズニーを提訴していることが明らかになった。
ディズニーは今年7月上旬に「ブラック・ウィドウ」を劇場公開と同時にDisney+でも配信した。米ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、ヨハンソンはこのほどロサンゼルス郡上級裁判所に訴状を提出。ディズニーがストリーミング配信したことは契約違反だと訴えた。
ヨハンソンが「ブラック・ウィドウ」の出演契約を結んだ当時、同作は劇場で独占公開し、出演料は劇場の興行収入により算出されるという取り決めだった。しかし、新型コロナウイルスのパンデミックにより映画のリリースが1年以上遅れ、ディズニーは劇場公開と同時にストリーミングで配信。Disney+のブランドイメージをアップさせて加入者数を増やし、収益獲得に繋がった。

しかし、このストリーミング配信分についてはヨハンソンの出演料に考慮されておらず、ヨハンソンの代理人は配信決定時にディズニーに出演料についての話し合いを打診したが、ディズニーからの返答はなかったという。2019年3月の時点で、マーベルの弁護士は公開の計画が変更になった際は契約を見直しするとヨハンソン側に同意していた。
なお、ヨハンソンの今回の訴えに対し、ディズニーは「この訴訟は何のメリットもない。コロナ・パンデミックの恐ろしい長引く世界的影響を冷酷にも無視した、悲しい苦痛でしかない」と声明を発表。ディズニーはヨハンソンとの契約を遵守しており、Disney+でも配信することで、ヨハンソンにはすでに受け取った2000万ドル以外に追加報酬が支払われると主張している。

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