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玉山鉄二&深川麻衣「今はちょっと、ついてないだけ」で共演 舞台は夢破れた人々のシェアハウス

2021年7月26日 12:00

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柴山健次監督が、伊吹有喜氏の小説を映画化
柴山健次監督が、伊吹有喜氏の小説を映画化
(C)2022映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会

玉山鉄二深川麻衣が、作家・伊吹有喜氏の小説を映画化する「今はちょっと、ついてないだけ」で共演していることがわかった。がむしゃらに働きながらも、挫折した人々が集まるシェアハウスを舞台に、それぞれの人生模様を描く。

流れ星が消えないうちに」「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の柴山健次監督がメガホンをとり、「四十九日のレシピ」「ミッドナイト・バス」で知られる伊吹氏の著作を映画化。「全裸監督」の玉山が、かつてはスターカメラマンだったが、いまは無気力な毎日を送る主人公・立花浩樹、「おもいで写眞」の深川が、人付き合いが下手で、美容サロンをリストラされる美容師・瀬戸寛子を演じる。千葉・茂原市、長野・千曲市、愛知・幸田町、長崎・島原市の4都市の製作協力のもと、9月に撮影が開始される。

柴山健次監督の兄で、「泣きたい私は猫をかぶる」の柴山智隆監督によるイメージボード
柴山健次監督の兄で、「泣きたい私は猫をかぶる」の柴山智隆監督によるイメージボード
(C)2022映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会

かつて世界の秘境を旅するテレビ番組「ネイチャリング・シリーズ」で、一躍脚光を浴びたカメラマンの立花浩樹は、バブル崩壊で全てを失ってから15年、事務所の社長が残した借金を返すためだけに生きてきた。必死に働いて完済し、気付けば40代に。夢も恋も、何もかも諦めていたある日、母親の友人から写真を撮ってほしいと頼まれる。その撮影を通して、カメラを構える喜びを思い出した立花は、もう一度人生をやり直そうと上京。やがて住み始めたシェアハウスには、美容師の寛子ら夢破れた者たちが集まっていた。住人たちと過ごす時間のなかで、立花は「心より欲しているものは何か」を見つめ直そうとする。

柴山監督は原作の、立花に母がかける「今はちょっと、ついてないだけ。そのうちいい運がやってくるよ」という言葉に心が震えたという。「この物語の登場人物たちは人付き合いが下手だったり、時代についていけなかったりと、うまくいかない人生に対して、『どこで判断を誤ってしまったのだろう?』、『自分の望んで来た幸せはこれだったのか?』という思いに苛まれている。しかし、この言葉によって、これまでの時間は肯定され、次の一歩を踏み出す勇気を得ることになるのではないだろうか」と、製作に至る思いを明かした。

今はちょっと、ついてないだけ」は、2022年春に全国で順次公開。なお8月31日までクラウドファンディング(https://motion-gallery.net/projects/imatsui_movie)を実施している。玉山と深川のコメントは、以下の通り。


画像3(C)2022映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会

「やれば出来る」「努力すれば必ず夢はかなう」大人たちに教わったこの言葉で、苦しんだ人達は少なからずいると思います。なぜ「今はちょっと、ついてないだけ」と言ってくれなかったのかと。人生に惰性や楽観を生み出せる事も人間の強さ。今、こういう社会だからこそ、セカンドチャンス、人生の敗者復活戦があっても良いと思います。見ていただいた方々から「少し肩の荷がおりた」と言っていただけるような作品になればと思います。

画像4(C)2022映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会

生きていると、誰しも日々いろいろな出来事に直面すると思います。楽しいことばかりではなく、思わず後ろ向きになってしまうことや、もしもあの時に戻れたら……。という後悔を持つことも。この物語は、過去を見て見ぬふりをしたり、無かったことにして前に進むのではなく、本当の意味で今までの自分を受け入れて、人生を歩んでいく勇気をそっと分けてくれるような、そんなあたたかいお話です。皆さまの人生にそっと寄り添えるような映画になりますように。

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