「ジョン・ウィック」プリクエルは3部構成 アルバート・ヒューズが監督
2021年7月21日 09:00
キアヌ・リーブス主演の大ヒットアクション映画「ジョン・ウィック」シリーズのプリクエル「The Continental(原題)」が制作される。本作は、米ライオンズゲートと米有料チャンネルのStarzによる3部構成のイベントシリーズで、アルバート・ヒューズ(「ザ・ウォーカー」「フロム・ヘル」)がそのうちの2話で監督を務める。
米ハリウッド・レポーターによれば、「The Continental(原題)」は、「ジョン・ウィック」シリーズでイアン・マクシェーンが演じているコンチネンタル・ホテルの支配人ウィンストンの40年前を描く物語。1970年代の米ニューヨークで、若き殺し屋のウィンストンがコンチネンタル・ホテルを殺し屋たちの“聖域”として築き上げていくさまが描かれる。
「The Continental(原題)」は1話90分という映画並みの予算と尺で描く3部作になり、ヒューズは第1話と第3話を監督し、全話で制作総指揮を務める。また、「ジョン・ウィック」シリーズのプロデューサーのベイジル・イバニク、デビッド・リーチ、脚本家のデレク・コルスタッド、監督のチャド・スタエルスキも制作総指揮に名を連ね、リーブスも制作総指揮を検討している。
リーブスが伝説の元殺し屋ジョン・ウィックを演じるシリーズ最新作「ジョン・ウィック4(原題)」は、前3作に続きスタエルスキが監督。マクシェーンがウィンストン役で再び登場し、新たにドニー・イェン、真田広之、ロンドンを拠点に活動する日本人アーティストのリナ・サワヤマ、Netflix映画「密航者」のシャミア・アンダーソンが出演する。現在撮影が進行中で、2022年5月27日全米公開の予定。