「シャイニー・シュリンプス!」続編製作決定! ゲイの水球チーム、次なる目的地は日本!
2021年7月7日 19:00

フランスに実在するゲイの水球チームをモデルにした映画「シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち」が、7月9日の日本公開を前に、続編の製作を発表した。個性豊かなチームメンバーが再集結し、日本で行われる大会に向け、大騒動を繰り広げるストーリーになるという。
物語は同性愛者への心ない発言の罰として、水泳選手でオリンピック銀メダリストのマチアス(ニコラ・ゴブ)が、ゲイのアマチュア水球チームのコーチに就任することから始まる。マチアスが任された「シャイニー・シュリンプス」は、パーティが大好きで、口を開けばジョークや下ネタばかり、試合の勝ち負けにはこだわらないお調子者の集団。ストイックで堅物のマチアスは、3カ月後にクロアチアで開催されるLGBTQ+のスポーツと文化の祭典「ゲイゲームズ」にチームを出場させるというミッションを課される。
本作は2019年5月、フランスで公開されたフランス語映画で、初週観客動員数1位を記録(5月8日~12日/続編を除く/BOX OFFICE MOJO 調べ)。フランスでのヒットを受け、続編の製作が決定した。第1作に続き、セドリック・ル・ギャロ監督とマキシム・ゴバール監督がメガホンをとる。
(C)LES IMPRODUCTIBLES, KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONS実在の「シャイニー・シュリンプス」のメンバーでもあるギャロ監督は、「今回、“The Shiny Shrimps”はゲイゲームズのために東京に行くのですが、乗り継ぎ便に乗り遅れてしまい、LGBTQ+にフレンドリーな国ではないロシアの真ん中で立ち往生することになってしまいます」と、続編のストーリーを明かした。ゴバール監督が「『ロスト・イン・トランスレーション』や『キル・ビル』など、日本で撮影されたアメリカ映画に影響を受けてきた監督としては、日本で映画を作ることは夢のようなことです」と語る通り、今秋には日本での撮影も予定している。
「シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち」は、7月9日から東京のヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマほか全国順次公開。ギャロ監督とゴバール監督のコメントは、以下の通り。
この映画は、フランスで大成功を収めました。出演者全員とマキシムを連れて、3カ月間、フランス国内のプレミアや映画祭を回りました。たくさんの愛とスタンディングオベーションをいただきました。また、フランスを代表するコメディ映画祭「Festival de l'Alpe d'Huez」では、審査員特別賞を受賞しました。
続編のアイデアは、フランス最大のスポーツ雑誌「L'Equipe」の表紙で、水球のチームメイトとキスをしたことから生まれました。これを見たユニバーサルのアメリカオフィスの役員の方達が、ユニバーサル・フランスに「続編ができることを期待しています!」と伝えたそうです。
今回、“The Shiny Shrimps”はゲイゲームズのために東京に行くのですが、乗り継ぎ便に乗り遅れてしまい、LGBTQ+にフレンドリーな国ではないロシアの真ん中で立ち往生することになってしまいました。
私は、この新しい冒険の一部を撮影するために、秋に日本に行くことを大変楽しみにしています! 東京にはテレビのレポーターとして一度だけ来たことがありますが、すぐにあなた方の国の文化に惚れ込んでしまいました。
この続編の一部を日本で撮影できることをとても嬉しく思っています。
個人的には、日本には一度旅行したことがありますが、景観的にも文化的にも素晴らしい体験だったので、必ず戻ってこようと心に誓っていました。「ロスト・イン・トランスレーション」や「キル・ビル」など、日本で撮影されたアメリカ映画に影響を受けてきた監督としては、日本で映画を作ることは夢のようなことです。そして何よりも、私たちのシャイニー・シュリンプスのメンバーが地球の裏側に旅をし、彼らの発信するメッセージがあなた方の活気溢れる国に響き渡ることを想像すると、本当に誇りに思います。
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