実家に帰ったら怪異に襲われる…田舎の農場ホラー「ダーク・アンド・ウィケッド」11月26日公開
2021年7月6日 18:00

父の最期を看取るため帰郷した姉弟が怪異に襲われる様子を描いたホラー映画「THE DARK AND THE WICKED (原題)」が、邦題「ダーク・アンド・ウィケッド」の邦題で11月26日の公開が決定、併せて日本版アートワークが披露された。
両親から離れてそれぞれ暮らすルイーズとマイケルの姉弟は、父の病状が悪化したとの報せを聞き、久方ぶりに生家であるテキサスの人里離れた農場を訪れる。父はそこで母に見守られ最期を迎えようとしていた。ところが母は「来るなと言ったのに――」とふたりを突き放す。そしてその夜、母が首を吊る。
見事なストーリーテリングと巧みな演出により、見るものに深い絶望と、背筋も凍る恐怖を与えるホラー映画の傑作だ。ジャンル映画の権威であるシッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀女優賞と撮影賞の2部門を受賞したほか、大手映画批評サイト「ロッテン・トマト」では驚異の満足度91%を記録した。

監督を務めたのは、山奥の一軒家でカップルを襲う恐怖の一夜を描いた2008年の「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」で高評価を受け、その後も一貫して恐怖表現を追求し続けてきたブライアン・ベルティノ。主演はアカデミー賞作品賞候補に挙がった「アイリッシュマン」「最後の追跡」で存在感を示したマリン・アイルランドと、A24が手掛けた「ディック・ロングはなぜ死んだのか?」の主役に抜擢されたマイケル・アボット・Jr。
日本版アートワークは大量の動物の死骸が打ち捨てられた農場と、そこに呆然と佇む姉弟が写っており、田舎の農場を襲う“邪悪なもの”の存在と本編への興味が高まる仕上がりだ。
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