「ビフォア」シリーズ第4弾は立ち消えに ジュリー・デルピーが明言「素晴らしい3部作をそのまま残しておくことに」
2021年6月30日 11:00

仏女優ジュリー・デルピーが、イーサン・ホークとともに主演した「ビフォア」3部作の続編は実現しないとの見通しを明らかにした。
「ビフォア」3部作は、「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」(1995)、「ビフォア・サンセット」(2004)、「ビフォア・ミッドナイト」(13)で構成されたラブストーリー。ヨーロッパの鉄道で出会ったアメリカ人のジェシー(ホーク)と、フランス人のセリーヌ(デルピー)のカップルを描いた。全作でリチャード・リンクレーター監督がメガホンをとり、「ビフォア・サンセット」からはデルピーとホークも脚本に参加している。
「ビフォア・ミッドナイト」で物語は完結したことになっているが、リンクレーター監督をはじめデルピー、ホークは第4弾の可能性を模索していたことから、実現への期待が高まっていた。
そんななか、最近デルピーに取材を行った仏メディアが、彼女が第4弾への出演を断ったと報道。しかし、デルピーはこれを誤報であるとし、米バラエティの独占取材で詳細を説明している。デルピーによれば、そもそも第4弾は製作準備が行われていないという。
デルピーは、「何が起きたかというと、4作目のために良いアイデアを思いつかないという点で、私たち3人が合意したんです」「とても単純な話なんです。喧嘩をしたわけではありませんし、仲が悪いわけでもありません。みんなハッピーです。ドラマチックなことは何ひとつありません。ただ、良いアイデアを思いつかなかっただけです」と内幕を明かした。
また、デルピーは、「私たちは以前から無理矢理(続編を)作ることはしないという約束を交わしています。私たちにとって、強引にひどい第4弾を作る理由はありません。素晴らしい3部作をそのまま残しておくことにしたんです」と「ビフォア」3部作への愛情を示している。
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