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アレクサンダー・ペインと「サイドウェイ」ポール・ジアマッティが再タッグ

2021年6月29日 14:00

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アレクサンダー・ペイン(右)、ポール・ジアマッティ(左)
アレクサンダー・ペイン(右)、ポール・ジアマッティ(左)
Photo by Andrew Toth/Getty Images

アレクサンダー・ペイン監督の新作「The Holdovers(原題)」に、ポール・ジアマッティが主演することが明らかになった。ジアマッティは、ペイン監督が米アカデミー脚色賞を受賞した2004年のロードトリップコメディ「サイドウェイ」に主演している。

米Deadlineによれば、新作は「23号室の小悪魔」のデビッド・ヘミングソンが脚本を執筆。「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」「ファミリー・ツリー」「サイドウェイ」のような、人生の厳しさを知る現実的なキャラクターたちを描くコメディだという。

「The Holdovers(原題)」は、米ニューイングランドにある全寮制の高校が舞台。尊大で堅物な教師ポール(ジアマッティ)は、生徒だけでなく校長や同僚教員からも嫌われている。1970年のクリスマスホリデーに、家族も親しい友人もいないポールは、家に帰れない学生の管理を受け持つことになり、15歳の問題児アンガスが学校に残る。また、学校の調理長でアフリカ系アメリカ人のメアリーは、恵まれた子息たちに食事を出す一方で、自身の息子はベトナム戦争で命を落としていた。こうしてポール、アンガス、メアリーというまったく立場の違う3人が、雪が降り続く2週間のクリスマス休暇を疑似家族のように過ごすことになるというストーリーだ。

ペイン監督がヘミングソンのサンプル脚本を見て、1930年代のフランス映画から得たアイデアを語り、そこからヘミングソンが物語を書き上げたとのこと。主人公のポールは、ジアマッティのために作られたキャラクターだという。「The Holdovers(原題)」はマーク・ジョンソンがプロデュース。2022年初頭にニューイングランドでクランクインする。

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