テンポが人と噛み合わないアラサー女子に“運命の恋”が舞い降りた!「1秒先の彼女」本編映像公開
2021年6月23日 17:00
1990年代台湾映画界において、エドワード・ヤン、ホウ・シャオシェンらとは一線を画す“台湾ニューシネマ”の異端児として出現したユーシュン。独特のタッチで瑞々しい青春模様を描いた「熱帯魚」(1995)、「ラブゴーゴー」(97)は若い世代から多くの共感を獲得した。しばらく映画製作から離れていたが、16年ぶりに「祝宴!シェフ」で復帰。「1秒先の彼女」は、長編復帰3作目となる。
郵便局で働くシャオチーは、仕事も恋もパッとしないアラサー女子。何をするにもワンテンポ早い彼女は、写真では必ず目を瞑ってしまい、映画を見て笑うタイミングも人より早く、人と噛み合わない。ある日、街中で出会ったハンサムなダンス講師ウェンセンと旧暦の“七夕情人節(チャイニーズバレンタインデー)”にデートの約束をする。しかし、ふと目覚めると七夕情人節の翌日になっており、バレンタインが消えてしまっていた。秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくる常にワンテンポ遅いバス運転手のグアタイらしい。失くした大切な“1日”の記憶を探す旅に出たシャオチーは、やがてある真実にたどり着く。
このほど公開されたのは、シャオチーがウェンセンと出会うきっかけとなったダンスシーン。通りかかった公園でウェンセンが教える無料ダンスレッスンに飛び入り参加したシャオチーは、「サワディカ、僕はタイエビ、煮て焼いて揚げてタイエビ、痛風、アレルギーは嫌、タイエビ釣ればペロリと完食」と謎の歌詞にあわせて踊るが、テンポが先にズレていて周りと動きが合わない。そんなシャオチーをウェンセンが口説き、恋愛に関してもタイミングを逃し続けてきた彼女に、突然“運命の恋”が舞い降りた瞬間を収めている。
「1秒先の彼女」は、6月25日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開。
(C)MandarinVision Co, Ltd
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