岡田准一、同日公開ライバルの田中圭に塩送る「昔バディを組んでいて」
2021年6月18日 18:46

南勝久の人気コミックを実写映画化したシリーズ第2弾「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の初日舞台挨拶が6月18日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主演を務める岡田准一をはじめ、共演の木村文乃、堤真一、平手友梨奈、安藤政信、山本美月、佐藤二朗、前作に続きメガホンをとった江口カン監督が出席した。
1年間誰も殺さず普通に暮らすよう命じられた伝説の殺し屋ファブル(岡田)の前に、ファブルに因縁を抱き、今は裏社会で暗躍するNPO団体代表・宇津帆(堤)が現れる。全国349館で封切。新型コロナウイルス感染拡大による公開延期を経て、新たな船出を切った。

この日が本作にとって、初の有観客イベントとなり、岡田は「こうして皆さんが見に来てくださることがうれしいですし、感謝です」と喜びの挨拶。「今日は『ヒノマルソウル』も初日で…」と同日公開の「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」を話題にあげ、「田中(圭)くんとは昔バディを組んでいて…」とともに公開延期の悔しさを味わったライバルに塩を送る場面も。「もっと昔には堤さんとも力強いバディを組んでいましたし、ここで再会し、戦ってつくった作品を皆さんに届けられる幸せを感じている」と熱い思いを語っていた。

そんな岡田の挨拶を受けて、堤は「撮影も公開も、コロナの影響を受けまくったので、感覚的には、とっくに公開されているような。今日は公開されて幸せ」。江口監督も「撮影中は後ろからコロナが襲ってくるような感覚だったが、撮っている最中から手応えはあった。コロナに負けず、何とかここまで来られた」と安どの表情。また、平手からプレゼントされたという“ナタデココTシャツ”を披露し、おどけて見せた。
本作のプロモーションでたびたび「アドリブが多かった」と暴露されていた佐藤は、汚名返上とばかりに「アドリブは1個もない!」と断言。しかし「いや、アドリブの天才ですから」(岡田)、「いつもアドリブで笑わせてもらっていた」(山本)と返り討ちにあっていた。
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