“映画”を応用した完全犯罪! 中国年間興収トップ10入り「共謀家族」7月16日から劇場公開
2021年6月15日 15:00

「2020東京・中国映画週間」で上映され、大反響を呼んだ衝撃のサスペンス「共謀家族」が、7月16日に劇場公開されることが決定。あわせて、キービジュアルも披露された。
本作は、2013年にインドで大ヒットしたマヤーラム語の映画「Drishyam」を、2年後にヒンディー語で製作した「ビジョン」(Netflix配信中)のリメイク。監督はマレーシア出身で、台湾の大学で映画を学んだ新鋭サム・クァー。長編初監督とは思えない卓越した心理描写と緊張感が途切れることないストーリーテリングが高く評価され、2020年中国年間興収第9位という大ヒットを記録。第24回富川国際ファンタスティック映画祭では観客賞、「2020東京・中国映画週間」第5回ゴールドクレイン賞/金鶴賞・最優秀主演男優賞を獲得し、第27回華鼎奨最優秀新鋭監督賞、主演男優賞、助演女優賞にノミネートを果たした。
ある男が愛する家族を守るため、“映画”を応用した完全犯罪に挑むさまを描く。シャオ・ヤン(「唐人街探偵」シリーズ、「ドラゴン・ブレイド」)、タン・ジュオ(「チィファの手紙」)、ジョアン・チェン(「ラストエンペラー」)、フィリップ・キョン(「追龍」)、チョン・プイ (「桃(タオ)さんのしあわせ」)が出演している。
東南アジア、タイ。幼き日に中国から同地に移り住んだリー・ウェイジエは、妻のアユー、高校生の娘ピンピン、まだ幼い娘アンアンと幸せな毎日を送っていた。インターネット回線会社を経営しているリーは、信心深く穏やかな人柄で、地域の誰からも好かれている。「ショーシャンクの空に」が大好きなリーは、暇さえあれば事務所で映画ばかり観ている映画マニアでもあった。
そんなある日、サマーキャンプに出掛けたピンピンが、そこで出会った不良高校生に睡眠薬を飲まされ、暴行の様子をスマホで撮られてしまう。ネットに動画を上げると脅されたピンピンは、自宅にやってきた不良スーチャットと揉み合いになり、誤って彼を殺害。スーチャットは、地区の警察局長のひとり息子だった。
出張から帰り、妻からすべてを聞かされたリー。愛する娘と家族を守るため、完璧なアリバイ作りに着手する。常々「映画1000本も見れば、世界に分からないことなどない」と考えていた彼は、それまで見てきた映画のトリックを応用し、捜査の先の先まで読み尽くした完全犯罪を計画。警察の事情聴取に備え、妻子に想定尋問を繰り返す。だが、リーと家族との「共謀」の先には、予想もつかない結末が待ち受けていた。
「共謀家族」は、7月16日から東京・新宿バルト9ほか全国順次公開。
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