短編企画「DIVOC-12」上田慎一郎監督チームに松本穂香、小関裕太、安藤ニコ、清野菜名、高橋文哉、小川紗良ら参加
2021年6月8日 12:00
12人の映画監督が参加し、12本の短編を製作する「DIVOC-12」(読み:ディボック-トゥエルブ)は、藤井道人監督、上田慎一郎監督、三島有紀子監督という実力派がけん引するプロジェクトで、2021年秋に公開される。このほど、上田監督が束ねるチームに松本穂香、小関裕太、安藤ニコ、おーちゃん、清野菜名、高橋文哉、小川紗良、横田真悠が出演していることがわかった。
「DIVOC-12」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けているクリエイター、制作スタッフ、俳優が継続的に創作活動に取り組めるよう、ソニー・ピクチャーズが始動した企画。「DIVOC」は「COVID」を反対に並べた言葉で、「12人のクリエイターとともに、COVID-19をひっくり返したい」という思いがこめられている。
本プロジェクトの中核をなすのは、「新聞記者」の藤井監督、「カメラを止めるな!」の上田監督、「幼な子われらに生まれ」の三島監督。「成長への気づき」を掲げる藤井監督チームには志自岐希生監督と林田浩川監督と廣賢一郎監督、「感触」をテーマとする上田監督チームはふくだみゆき監督と中元雄監督とエバンズ未夜子監督、「共有」を題材とした三島監督チームには山嵜晋平監督、齋藤栄美監督、加藤拓人監督が参加する。
そして新たに、上田監督チームの各作品のタイトルとキャストが決定。上田監督の「ユメミの半生」では、松本が主演し、小関が共演する。ふくだ監督の「魔女のニーナ」には、オーディションを勝ち抜いた安藤と、YouTubeチャンネル「HIMAWARIちゃんねる」で260万人以上のチャンネル登録者数を誇る、家族YouTuberのおーちゃんが出演。さらに中元監督作「死霊軍団 怒りのDIY」には清野と高橋、一般公募から選ばれたエバンズ監督作「あこがれマガジン」には小川と横田が参加する。
なお三島監督チームの作品としては、富司純子と藤原季節による「よろこびのうた Ode to Joy」(三島監督)、蒔田彩珠が主演、中村守里が共演する「YEN」(山嵜監督)、中村ゆりと高田万作が共演する「海にそらごと」(齋藤監督)、前田敦子が主演を務める「睡眠倶楽部のすすめ」(加藤監督)がラインナップされている。藤井監督チームの作品やキャストは、今後発表される予定だ。
「DIVOC-12」は、21年秋に全国で公開される。各作品に参加するキャスト陣の全文コメントは以下の通り。
今も大変な状況が続くなか、行き場のない思いに、やるせなさを感じている方も多いと思います。そんな状況下、このようなプロジェクトに参加させて頂いたことで、いまの自分の気持ちを見つめ直すキッカケにもなりました。今だからこそ、純粋に楽しめる映画をお届け出来れば嬉しいなと思っています。
このプロジェクトにお声掛けいただき、そしてその一員になることができ非常に嬉しいです。映画はその時代時代に、作られる意味を持って生まれているんだと思いながらいつも撮影に挑んでます。僕が今回参加させていただいた『ユメミの半生』は、見終わった後に夢や希望がもらえる作品。この時代、今僕自身が映画に欲しているテーマでした。約10分というこの短い世界の中に凝縮された様々な想いが、誰かの明日に繋がりますように。
見終わった後に思わず鼻歌を歌ったり、踊って帰りたくなる様なとても明るくて楽しい作品になっていると思います。短い撮影期間だったにも関わらず、おーちゃんやスタッフさんと撮影の合間に話したり遊んだりと明るい現場でした。泊まりがけの撮影だった為、ふくだ監督と作品やお芝居についてお話させて頂く時間も多く、貴重な経験をさせて頂きました。二人の少女の愛らしい友情と、成長する姿に是非注目して頂きたいです。
初めて映画に出ました。とっても緊張したけど、ニコちゃんとたくさんお話し出来たしふくだ監督も優しくて、演技が上手に出来るようにいっぱい教えてくれて楽しかったです。ありがとうございます。また映画に出たいです。いろんな人にこの映画を見て欲しいです。とっても楽しくて感動する映画です。ぜひ見てください。
昨年から作品の中止や延期によって悔しい思いをした方々が沢山いらした事と思います。私もその中の一人です。そんな中でも必死に日本映画界を盛り上げようと全力で前を向いている皆さんの熱い思いに胸を打たれ、この度「DIVOC-12」に参加させていただきました。短い撮影期間ではありましたが、私にとってこの二日間はかけがえの無い宝物です。時間を忘れるほど無我夢中で撮影をしました。ブルース・リーをこよなく愛す中元監督作品を楽しみにしていてください!
こんにちは、高橋文哉です! 「DIVOC-12」上田慎一郎監督チームの中元組に参加させて頂きました。撮影現場では、主演の清野さん、スタッフの皆様が明るく振る舞ってくださり、すごくリラックスして楽しくお芝居させて頂きました。このようなご時世の中で、皆様に笑顔をお届けできる作品となっていると思いますので、是非ご覧下さい!
19歳にしてプロのスタッフに囲まれて映画を作れることに羨ましさを感じつつ、どこか学生時代を思い出すような懐かしさもある現場でした。エバンズ監督の思い描く不思議な世界観を、不思議で片付けずに、どうにか理解しようとみんなで歩み寄りながら作っていました。私自身もどんな仕上がりになっているか想像がつかないので、楽しみです。
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