原一男監督、小林佐智子プロデューサーによる全作品群をオンライン上映 7月2日まで
2021年6月3日 21:00

「ゆきゆきて、神軍」などで知られるドキュメンタリー映画作家の原一男監督と、原監督作品のプロデューサーであり、パートナーでもある小林佐智子氏によって設立された疾走プロダクション50周年を記念し、1972年製作の「さようならCP」から、最新作「水俣曼荼羅」(年内公開予定)までの全作品が、日米交流団体「ジャパン・ソサエティー」の公式サイトで6月4日(米国時間)から7月2日までオンライン上映される。
第2次大戦の戦争犯罪を背負った奥崎健三の向こう見ずな人生をとことんまで描き、ある戦争犯罪を暴いてゆく「ゆきゆきて、神軍」をはじめ、人間の複雑で計り知れない根底の有り様を深く追求する原監督の作品群は、世界も高く評価されている。「ジャパン・ソサエティー」が、庶民と権力者の挟間にある困難な状況、苦闘を撮り続けることに人生をかけた原、小林と、疾走プロダクション50周年に敬意を捧げ、実現した企画だ。
「“苦闘”としての“映画”:原一男と、小林佐智子の映画全作品群」と題された本企画は、これまで上映される機会の少なかった唯一の劇映画「またの日の知華」を含む原一男監督作品を一挙に振り返ることができる、貴重な機会となる。
詳細は「ジャパン・ソサエティー」公式サイト(https://film.japansociety.org/page/cinema-as-struggle-the-films-of-kazuo-hara-and-sachiko-kobayashi/)で告知する(英語サイト)。
「さようならCP」(1972)
「極私的エロス・恋歌1974」(1974)
「ゆきゆきて、神軍」(1987)
「全身小説家」(1994)
「またの日の知華」(2004)
「ニッポン国VS泉南石綿村」(2017)
「れいわ一揆」(2019)
「水俣曼荼羅」(2021年公開予定)
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