イドリス・エルバ主演、映画版「刑事ジョン・ルーサー」ついに始動

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新型コロナウイルスのパンデミックにより足踏み状態にあった映画版「刑事ジョン・ルーサー」が9月にクランクインを迎えることが、主演のイドリス・エルバ自身の口から明らかになった。

英BBCで2010年に放送がスタートした大人気ドラマ「刑事ジョン・ルーサー」は、心に闇を抱えたロンドン警察の主任警部ジョン・ルーサーが、高い洞察力とプロファイリング能力を武器に凶悪犯罪者たちを追い詰めていく姿を、スタイリッシュに描いたクライムサスペンス。ルーサー役で主演を務めるエルバは、米プライムタイム・エミー賞や英国アカデミー賞（BAFTA）など数々の賞にノミネートを果たし、第69回ゴールデン・グローブ賞ではテレビ部門（ミニシリーズ／テレビ映画）の主演男優賞を受賞している。

米バラエティによる独占インタビューに応じたエルバは、「順調に行けば9月から撮影を開始できそうだ。本当に長いあいだ待ったをかけられていたから、ようやくゴーサインが出て心底興奮しているよ」「ゴールはもう目の前。あと一歩ってところだね」と喜びを抑えきれない様子で明かした。

映画版「刑事ジョン・ルーサー」は、米20世紀フォックス・テレビジョンと英BBCワールドワイド・プロダクション、チャーニン・エンターテインメントの3社が共同で製作。主演のエルバとピーター・チャーニン（「フォードvsフェラーリ」）、ジュリー・ガードナーがプロデューサーを、ジェーン・トランター（ドラマ「ダークマテリアルズ　黄金の羅針盤」）とキャサリン・ポープが製作総指揮を務める。