佐藤健、有村架純はミステリアス 「るろ剣」撮影は「夢の中みたい」
2021年5月18日 12:00

「るろうに剣心 最終章 The Final」とともにシリーズ最終章を飾る完結編「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の10thアニバーサリーイベントが都内で行われ、主演の佐藤健をはじめ、有村架純、江口洋介、大友啓史監督が登壇した。
現在公開中の「るろうに剣心 最終章 The Final」では、剣心(佐藤)が自らの手で惨殺した妻・雪代巴(有村)という一人の女性の存在が初めて明かされ、その巴の弟であり、剣心への復讐のため東京に総攻撃を仕掛けるシリーズ最恐の敵・雪代縁(新田真剣佑)との究極の戦いが描かれる。そして、本作では巴との壮絶な過去と剣心の“十字傷”に秘められた真実が明らかになる。

佐藤との撮影について、有村は「1カ月から1カ月半の期間だったのですが、長く感じました。だけどあっという間に感じる、夢の中みたいな感覚でした」と振り返る。佐藤は「僕もそうなんです。我々は同じ夢のなかにいたのかもしれません」と笑わせつつ、「ちゃんと時代劇をやろうって地に足をつけてやっていったはずだけれど、この世界があまりにも美しくてふわふわしている。登場人物も地に足がついているはずなのに、全員が亡霊のような不思議な世界観で映画が続いていた」と話す。
また、有村の印象を、佐藤は「巴くらいミステリアス。心の奥底で何を考えているのかわからない。何か隠し持っているんじゃないかって思わせるような、もっと知りたいって思わせる人ですね」と明かすと、有村は「身を委ねられるような。剣心さんに身を寄せて過ごしていたんですけれど、伝わっていないですか?」と、ミステリアスと回答した佐藤に質問。佐藤は「(有村は)どんなに長いセリフでも1回も最初から間違えないし、身を委ねたって言ってくれましたけれど、めちゃめちゃ自立していました」と返し、二人の認識の違いに笑いが起こった。
斎藤一役の江口は「10年携わらせていただきました。最初はどういう映画になるのか、まず漫画を読むところから始まって、今まで見ていた人の予想を超える作品になっていると思います」と本作をアピール。大友監督も「ここにたどり着くまで10年戦ってきました。ゼロから立ち上げる工夫や俳優たちの努力があり、今までとは違う剣心のルーツを描かなければという技術、覚悟が最後に集約されている」と熱弁する。

最後に、有村は「皆さんと共に挑戦させていただきたいと、覚悟を持って参加させていただきました。皆様に届くのは緊張しますが、ぜひ見届けていただけたらと思います」、佐藤は「今までは漫画やアニメのキャラクターを演じている感覚でしたが、『The Beginning』のときはこの人本当に存在していたんじゃないかなっていうくらい、自分の中に剣心ていう人が降りてきて、役とここまで一体化できたことは初めての経験かもしれないです。特別な作品になりました」と、それぞれ思い入れの強さを語っていた。
「るろうに剣心 最終章 The Beginning」は6月4日から公開。
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