吉永小百合、122作目の映画出演で初の医師役 メイキング&新カット公開
2021年5月8日 10:00

作家としても活躍する現役医師・南杏子の同名小説を映画化した「いのちの停車場」の新たな場面写真とメイキングカットが披露された。映画出演122作目にして、初の医師役に挑んだ吉永小百合の姿をとらえている。
本作は、「八日目の蝉」などで知られる成島出監督がメガホンをとり、主演の吉永のほか、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行らが出演する。
吉永演じる咲和子は、東京の救命救急センターで、幾多の“いのち”を救ってきた医師だが、ある事件をきっかけに故郷の金沢で、在宅医療専門の医師として働くことになる。そこで必要とされるのは、必ずしも医療行為だけではないということを目の当たりにし、初めは困惑しながらも、次第に患者自身を診るだけでなく、その家族たちにも寄り添い、自分らしい生き方をするため、穏やかな時間を過ごすため、それぞれの理由から在宅医療を選んだ彼らの思いを尊重していく。

さまざまな“いのち”の在り方に直面する咲和子を演じた吉永は、「長年、医師を演じてみたいと思っていた」と語っており、クランクインの数ヶ月前から、栃木・つるかめ診療所の鶴岡優子、鶴岡浩樹医師、東京女子医科大学救命救急センター長・矢口有乃医師から、在宅医療と救命救急医療、それぞれの指導を受け、医師を熱演した。
披露されたメイキングカットは、勤めていた救命救急センターに緊急搬送された重症患者の処置を行うシーンの撮影の臨む吉永の姿をとらえている。成島監督や矢口医師に見守らながら、真剣な表情で処置にあたる吉永の姿は、成島監督の「吉永さんはものすごく努力をされていて、それでもまだ成長しようとされる方」というコメント通り、テストから完璧に役に入り込むストイックさが伝わる。
また、「まほろば診療所」の在宅医として、寝たきりの女性のもとへやってきたシーンの場面写真では、先ほどの救命救急医としての緊張感あふれる表情とは打って変わり、あたたかい微笑みを浮かべながら患者に寄り添う姿を切りとっている。

先日、大阪で行われた合同会見で、吉永は「(救命救急と在宅医療という)2つのジャンルの治療について知ることができ、演じていてその違いに驚かされました。命を助ける立場と命に寄り添う立場、2つの役を演じたようなぜいたくがありました」と振り返っており、医師として“2つの顔”を演じ分けた点にも注目だ。
メイキングと新カットにあわせて、吉永の演じた咲和子に注目したスポット映像(https://youtu.be/OK9HVNgBcKA)も披露された。「いのちの停車場」は、5月21日に全国公開。
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