「ジェントルメン」ヒュー・グラントに注目の本編映像&川谷絵音らのコメント公開
2021年5月5日 16:00

「シャーロック・ホームズ」シリーズ、「コードネーム U.N.C.L.E.」などで知られるガイ・リッチー監督の最新作「ジェントルメン」の本編映像の一部が披露された。私立探偵フレッチャー役のヒュー・グラントにフォーカスしたシーンを収めている。
英ロンドンに、大麻の大量栽培・販売で財を成したミッキー(マシュー・マコノヒー)が、総額500億円にも相当するといわれる大麻ビジネスのすべてを売却して引退するという噂が駆け巡る。その噂を耳にした強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィア、下町のチーマーといったワルたちが跡目争いに動き出す。

披露されたのは、探偵のフレッチャーが、タイミング悪くマフィアが死体を運搬する現場を目撃してしまうシーン。フレッチャーは大の映画好きという設定で、至るところで巻き起こる出来事を、劇中劇のように展開させていくストーリーテラーの役割も果たしている。
自らが掴んだネタをもって、麻薬王ミッキーの右腕・レイ(チャーリー・ハナム)をゆすりにきたフレッチャーは、酒と自分の語りに酔いながらついつい長話。トイレから出てきた瞬間、死体と思しき大きなものを運ぶレイの部下と鉢合わせするシーンから映像は始まる。しかしその場に緊張感はなく、フレッチャーがどう切り抜けるかに注目だ。

本作を鑑賞した著名人からのコメントも公開された。ミュージシャンの川谷絵音は「悪人とユーモアという最高の組み合わせに加えて緩急をつけたスピーディーな展開。面白いに決まってる。そしてエンドロールが良すぎて何回もリピートしながら酒を飲んでしまった僕も、ワルだ」、「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじ監督は「超スピーディーでユーモラスな語り口。超下品で残酷な世界に魅力的なキャラクターがわんさか。超面白かった。もっと観たい。続編作ってください」と絶賛している。
「ジェントルメン」は、5月7日から全国公開。
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