ドクター・オクトパス役アルフレッド・モリーナ、「スパイダーマン」シリーズ最新作復帰を明言
2021年4月26日 07:00

「スパイダーマン2」(2004)で悪役オットー・オクタビアス/ドクター・オクトパスを演じたアルフレッド・モリーナが、かねて噂されていたトム・ホランド版大ヒットシリーズ第3弾「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム(原題)」での復活を自ら認めた。
本年度賞レースを牽引する話題の新作「プロミシング・ヤング・ウーマン」のプロモーションのため、米バラエティのインタビューに応じたモリーナは、「撮影が始まる前から口外厳禁ときつく言われていたけれど、ネット上であれだけ情報が漏れてしまったら、否定するだけ無駄だよね」と開き直った様子で“ドック・オク”ことドクター・オクトパス役への復帰を肯定した。「17年の歳月を経て同じ役を再び演じるのは、とても興味深い体験だったよ。この17年間ですっかり老け込んで、二重あごにボテ腹、皺は増えたし足腰も衰えちゃったけれどね」と自虐的に語った。
また、シリーズ前2作に続きメガホンをとるジョン・ワッツ監督との初期のミーティングを振り返り、「スパイダーマン2」で死んだはずのドクター・オクトパスをどうやって復活させるつもりかと問いただしたところ、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を引き合いに出した監督から「このユニバースで“本当に”死ぬ者などいない」と一笑されたという。
その際、年をとったことに対する懸念も素直に打ち明けたというモリーナ。だがワッツ監督はそれに関してもMCUの過去作を例に挙げ、「ロバート・ダウニー・Jr.やサミュエル・L・ジャクソンが最新技術で見事に若返ったのを見たでしょう?」とさらりと答えたそうだ。
それでも肉体の衰えに対する不安を抱えていたというモリーナだが、その不安を払拭してくれたのは、「オクトパス=蛸」の役名が物語る通り、脊髄にAIを搭載した金属製のアームが何本も埋め込まれているというキャラクター設定そのものだった。
「でも、そこでふと思い出したんだよ。そういえば『スパイダーマン2』の時も、敵を叩きのめしたり物をぶっ壊したりする派手なアクションは、すべてアームがやってくれていたってね。だから僕はただ、威嚇するような怖い顔をしてカメラを睨みつけるだけよくて、肉体的に試されることなどなかったんだ」。
共同で製作を手がける米ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオから正式な発表はいまだなされていないものの、同作にはモリーナに加えて、アンドリュー・ガーフィールド主演のリブートシリーズ第2作「アメイジング・スパイダーマン2」で悪役エレクトロを演じたジェイミー・フォックスの復帰も伝えられおり、サム・ライミ版オリジナル3部作とリブートシリーズ、そしてトム・ホランド主演の最新シリーズという3世代の「スパイダーマン」シリーズからのキャラクターが一堂に会する究極のクロスオーバーに、ファンの期待は高まる一方だ。
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム(原題)」は、2021年12月17日全米公開予定。
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