米アカデミー賞直前!最多10ノミネート「Mank マンク」ゲイリー・オールドマン&アマンダ・セイフライドのインタビュー公開
2021年4月25日 09:00

鬼才デビッド・フィンチャーが名作「市民ケーン」が生まれるまでの壮絶な舞台裏を描き、第93回アカデミー賞に最多10ノミネートを果たした「Mank マンク」が、Netflixで独占配信中だ。4月25日(現地時間)に行われる授賞式を目前に、同作で主演男優賞にノミネートされたゲイリー・オールドマンと、助演女優賞にノミネートされた共演のアマンダ・セイフライドのインタビュー映像が、映画.comの公式YouTubeチャンネル(https://youtu.be/ZcxKs4IVLbU)(https://youtu.be/LvtE48B0yXc)で独占公開された。
本作は、映画史に輝くオーソン・ウェルズ監督、製作、主演作「市民ケーン」で米アカデミー脚本賞を受賞した脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを主人公にした物語。アルコール依存症に苦しみながらも、社会を鋭く風刺し続けた脚本家のマンク(オールドマン)は、のちに不朽の名作となる「市民ケーン」の脚本の仕上げに追われていた。依存症の問題を抱えながらも、機知と風刺に富んだマンクの視点から、1930年代のハリウッドを新たな角度で映し出す。
フィンチャー監督が父であるジャック・フィンチャー氏の遺稿を映画化。オールドマンセイフライドのほか、リリー・コリンズ、チャールズ・ダンス、タペンス・ミドルトンら実力派が出演した。

オールドマンは、ハリウッドにやって来たばかりの頃のマンクについて、「(彼は)脚本執筆を嫌悪するようになった。文学の足元にも及ばない代物だと見下していた」と分析。それでも、妻のサラにはカリフォルニアを気に入っている旨を記した手紙を出していたといい、「緑の芝生、輝く太陽、ヤシの木にスイミングプール。多くの人と同様に、彼はカリフォルニアに魅了されていた。私自身も、ここののんびりした生活が気に入っている」と語った。
さらに、自身がハリウッドへ進出し、映画デビュー作「シド・アンド・ナンシー」(1986)に出演した際のエピソードを披露した。「記者取材をやったとき、これが特別なイベントだと思っていた。『シド・アンド・ナンシー』限定のね。それほど世間知らずだった」と明かし、「(その後の)すべての映画でやる羽目になるとは思いもよらなかった」と苦笑い。ハリウッドでの生活におけるスタンスを、「人気者のグループにいるタイプではない。パーティ好きではないし、人脈作りに長けているわけでもない。映画業界のなかでは、いまでも私は一種の世捨て人だ。(そういったものから)一定の距離を保っている」と語っている。
一方、新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの愛人として知られた女優マリオン・デイビス役を演じたセイフライドは、フィンチャー監督が「あまりにも優しく、信じられないほど穏やかだった」ことに驚いたと話す。「彼の監督作や取材対応、業界での口コミから、ディテールに徹底的にこだわり、規律に従い、忍耐力がある人だということは分かっていました。でも実際の彼は穏やかでした」「もしかしたら、この映画がパーソナルな作品だからかもしれません。脚本をお父さんが執筆して、映画化に数十年を費やしている」「全力で私をサポートし、自由を与えてくれました」と撮影時を振り返っている。
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