菅田将暉「キャラクター」主題歌で、ACAね×Rin音×Yaffleが限定コラボ! Fukase演じる殺人鬼の狂気を映した予告完成
2021年4月20日 08:00

菅田将暉と、人気バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが共演した映画「キャラクター」の主題歌で、「ずっと真夜中でいいのに。」のACAね、Rin音、Yaffle(小島裕規)がコラボレーションしていることがわかった。映画と同タイトルの主題歌「Character」が流れる予告編(https://youtu.be/OeNLW8d3vzE)もお披露目された。
「20世紀少年」「MASTERキートン」をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志氏が、「もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら? しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら――」というアイデアを基軸に、10年をかけて練り上げた完全オリジナルストーリー。菅田とFukaseに加え、小栗旬、中村獅童、高畑充希が共演し、永井聡監督(「帝一の國」「恋は雨上がりのように」)がメガホンをとった。

本作の主題歌で限定コラボを果たすのは、YouTubeの総再生回数が3億7000万回を誇るバンド「ずっと真夜中でいいのに。」の作詞・作曲・ボーカルを担うACAね、18歳でキャリアをスタートさせ「第62回輝く!日本レコード大賞」で新人賞を受賞した注目のラッパー・Rin音。「映画 えんとつ町のプペル」など映画の音楽制作や、藤井風など名だたるアーティストへの楽曲提供で知られるYaffleが、ACAねとRin音とともに作曲を手がけ、劇伴も担当した。
令和の音楽シーンを騒がせるアーティストたちが結集し、「ACAね(ずっと真夜中でいいのに。) × Rin音 Prod by Yaffle」として創出した「Character」は、優しさと攻撃的な側面をあわせ持ったRin音のラップ、謎だらけのサイコキラー・両角をイメージした詞を歌い上げるACAねの危うくも透き通った声が強烈に交わり、物語の衝撃的な展開を象徴する楽曲となった。
予告編には、未熟な漫画家・山城(菅田)と狂気的な殺人鬼・両角(Fukase)が出会い、前代未聞の事件が巻き起こるさまが映し出される。殺人現場で目撃した犯人の両角をもとにあるキャラクターを生み出し、漫画「34(さんじゅうし)」に描いたことで、一躍売れっ子漫画家になる山城。しかし、「34」の描写を模したような殺人事件が起こり、山城の前に両角が現れる。「先生が描いたものも、僕、リアルに再現しておきましたから」「作品を作るには、アシスタントが必要でしょ?」――“美しき異常者”両角がささやく。さらに血だらけになった山城の恋人・夏美(高畑)や、「逃げろ!」と叫ぶ山城を活写。“ふたりの共作”が暴走する果てにあるものとは……、謎が謎を呼ぶ映像に仕上がった。

「キャラクター」は、6月11日に全国公開。ACAね、Rin音、Yaffle、菅田、村瀬健プロデューサーが主題歌に寄せたコメントは、以下の通り。
予告編“キャラクター”声のご縁でお声がけ頂き感謝です。作る前に作品を拝見し、ぎゃー裏で其々の立場に共感脳でした。逸らしてたぽか生活への脱却も、そろそろ落とし前をつけなきゃ……。隠した上等な感覚も何かしら通わせたくなりました。補い合える存在を見つけたことそれは加速。初めての合わせ技で参加させてもらった曲映画館で聞けるの楽しみです。
初めて主題歌に参加させていただいて、作品から刺激をもらって作品を作る感じがすごく新鮮でした! 普段よりも奇妙で力強いサウンドにリリックを書いて自分の性格の中の攻撃的な面を全面に出した曲になったと思います! 僕自身、楽曲とMCバトルで活動するように誰もがどこかに二面性を秘めていると思います。是非とも劇場で映画を見ていろんな刺激を受けた上でこの曲を聞いて自分探ししてみてください!
“キャラクター”の世界に存在する意味のあるものが作りたかった。劇中音楽と主題歌を同時に制作できる機会も中々ないのでとても興奮しました。ACAねさん、Rin音さん両人とも自分にはない語彙のアイデアが沢山あってとても刺激的な時間でした。それぞれの確立した個性の絡まりが映画の渇いた空気を描いています。
主題歌の概念を覆されるような音楽に「キャラクター」という異質な作品の奥行きが更に深くなったように思います。作品全体の音楽をYaffleさんが手がけ、複数のアーティストの色を重ねて作られた楽曲。この映画ならではです。是非、エンドロールまでお楽しみください。
この映画のサウンドトラックは、藤井風やSIRUPなどをプロデュースし、今一番おしゃれでかっこいい音楽を作っているYaffleこと、小島裕規さんが作って下さっています。その中でも、メインテーマが圧倒的にかっこよく、この曲に男声ラップと女声メロディーを乗せたら最高じゃないか?と考えたのがきっかけです。Rin音さんはメロウで優しいイメージがありますが、もともとはフリースタイルで攻撃的なラップをしていた方。殺人鬼・両角は「優しい殺戮者」というイメージがあったので、彼だったら、その両面を表現してくれるんじゃないかと思いました。実は、ACAねさんに映画の特報でタイトルのナレーションをお願いしていました。そのときは、主題歌のことは考えていません。この映画のもつ空気感、怖さと切なさを表現できる声を探していたときに、不意にACAねさんの声を思い出しました。駄目元でオファーしたら、やって下さるとの返事を頂けて。そして、完璧にこの映画の世界を声だけで表現して下さいました。そのことがあって、女声ボーカルにはACAねさんの声しか考えられませんでした。ACAねさんは、「ずっと真夜中でいいのに。」ですべての曲の作詞作曲をしており、その曲作りのクオリティーの高さは証明済み。この主題歌制作においても、メロディーと歌詞はACAねさんに作ってもらうお願いをしました。お二方とも、映画本編を見て、見事に寄り添いつつ、それを遥かに超える世界をつむぎだして下さいました。「菅田将暉×Fukase(SEKAI NO OWARI)」に負けない、「ACAね×Rin音」という夢の組み合わせにYaffleさんを加えた奇跡のコラボ。今、ヒットチャートを席捲しているメンツが一堂に会しているこのプロジェクト、半端ない破壊力だと思います。そして、半端ないクオリティーのヤバい曲が日本ミュージックシーンに生まれてしまいましたので、皆さん、絶対に聞き逃さないようにした方がいいです。マジで。
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