米脚本家組合賞は「プロミシング・ヤング・ウーマン」「続・ボラット」が受賞
2021年3月22日 19:00

米脚本家組合(WGA)に所属する脚本家の投票によって選考されるWGA賞の授賞式が3月21日(現地時間)、バーチャル形式で行われ、オリジナル脚本賞を「プロミシング・ヤング・ウーマン」、脚色賞を「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」が受賞した。
エメラルド・フェネル監督が脚本を兼ねた「プロミシング・ヤング・ウーマン」は、アーロン・ソーキンの「シカゴ7裁判」、ダリウス・マーダー、エイブラハム・マーダーの「サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ」などを抑えて受賞。第93回米アカデミー賞には作品賞、脚本賞、監督賞、主演女優賞、編集賞でノミネートされており、今回の受賞でまたオスカーに一歩近づいたといえるだろう。
一方、「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」の脚本は、主演で製作も務めたサシャ・バロン・コーエンをはじめ異例の8人が担当。コーエンとアンソニー・ハインズ、ダン・スイマー、ピーター・ベイナム、エリカ・リビノジャ、ダン・メイザー、ジェナ・フリードマン、リー・カーンが受賞した。第93回米アカデミー賞の脚色賞、助演女優賞にもノミネートされている。
事前収録のバーチャル形式で開催されたWGA賞授賞式は、例年よりも時間が短く、控えめなものとなった。これまでは西海岸と東海岸にそれぞれ会場を設け、3~4時間のセレモニーを行っていたが、今年は統合され、約90分間で終了した。
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