菅田将暉×セカオワFukaseの共作、それは連続殺人事件 「キャラクター」豪華キャストとらえた極彩色ビジュアル
2021年3月19日 08:00

菅田将暉が主演し、人気バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが初演技に挑戦した映画「キャラクター」のポスタービジュアルがお披露目された。ポスターには菅田とFukaseに加え、小栗旬、中村獅童、高畑充希という豪華共演陣が勢ぞろい。あわせて公開日は、6月11日に決定した。
「20世紀少年」「MASTERキートン」をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志氏が、「もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら? しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら――」というアイデアを基軸に、10年をかけて練り上げた完全オリジナルストーリー。「帝一の國」「恋は雨上がりのように」の永井聡監督がメガホンをとった。
漫画家を目指す山城は、ある日スケッチに出かけた先で、4人家族の殺害現場に遭遇し、犯人の男を目撃。第一発見者となった山城は、警察の取り調べで「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、犯人の姿をもとに殺人鬼のキャラクター“ダガー”を生み出し、サスペンス漫画「34(さんじゅうし)」を描き始める。漫画は異例の大ヒットを記録し、売れっ子漫画家となった山城。しかし、まるで「34」で描かれた物語を模したような、4人家族が狙われる事件が次々と発生する。やがて山城の前に、かつて目撃した男・両角が現れ、「先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。
菅田がお人好しな性格ゆえに、リアルな悪を描けず苦悩する漫画家・山城、Fukaseが山城の運命を狂わせていく天才的な殺人鬼・両角に扮する。小栗は、山城の漫画と事件の関連性にいち早く気付き、真相を探る刑事・清田俊介、中村は清田の上司・真壁孝太、高畑は山城を支える恋人・川瀬夏美を演じる。2月に特報が披露されると、TwitterとYouTubeの合計再生数が469万回を超えるなど、注目を集めている。
ポスターは、正義とも悪ともつかない、複雑な表情を浮かべる山城を中心に、清田、真壁、夏美が配置されたもの。そして彼らを飲みこむような勢いで、“絶対的な悪”を体現する両角の横顔が大きく写し出されている。視線を投げかける両角は美しさを感じさせるが、「描いてはいけない、主人公だった――。」「二人の共作、それは連続殺人事件。」という言葉が、想像もつかない異常性と凶暴性を秘めていることを予感させる。漫画のペンで描かれたようなタッチが施され、それぞれの個性(キャラクター)が炸裂しているかのような、極彩色のビジュアルが完成した。
「キャラクター」は、6月11日に全国公開。
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