Cocomi、明石家さんまプロデュース映画で声優に初挑戦 「漁港の肉子ちゃん」主人公の娘役
2021年3月19日 07:00
木村拓哉と工藤静香夫妻の長女でモデル・フルート奏者のCocomiが、声優に初挑戦することがわかった。明石家さんまが企画・プロデュースする劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」で主人公の娘役に抜てきされ、映画デビューを飾る。
西加奈子氏のベストセラー小説を原作に、漁港の船に住む母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がつなぐ奇跡を描く感動のハートフルコメディ。「鉄コン筋クリート」「海獣の子供」「映画 えんとつ町のプペル」などのSTUDIO4℃がアニメーション制作を手掛け、監督は、「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」「海獣の子供」の渡辺歩が務める。
主人公・肉子ちゃんの声は大竹しのぶが担当し、Cocomiは肉子ちゃんとは見た目も性格も正反対の娘・キクコ役に挑戦。根っからのアニメファンで、中学生の頃には声優の養成所に通っていたというCocomiは「一生懸命、精一杯頑張りたいと思います。とても緊張していますが、キクコちゃんの性格や素敵なところをしっかり皆さんに伝えられるよう、頑張ります」と意気込み。さんまも「期待しています」とコメントを寄せた。
2019年に日本奏楽コンクールで最高位を受賞し、現在もNHK交響楽団・神田寛明氏に師事するフルート奏者であるCocomiは、本作の劇伴にフルートで参加することも決定。また、すでに出演が発表されていた人気声優の花江夏樹が、キクコの同級生で、本作の重要なキャラクターとなる少年・二宮を演じることも明らかになった。
「漁港の肉子ちゃん」は6月11日から全国公開。さんま、Cocomi、花江のコメント全文は、以下の通り。
Cocomiちゃんが、大のアニメファンで、声優の養成所にも通っていたというのを聞いていて、それなら一度、(共同プロデューサーたちと)声を聞かせてもらおう、ということになって。テストのアフレコ収録で、キクコの声を演ってもらったら、すごくよかった。
キクコは、肉子ちゃんの前だけで大阪弁、ほかの人の前では標準語にちかい土地のなまりが入った言葉を使い分ける難しい役柄。本人もすごく練習してくれている。期待しています。
さんまさんからお声がけいただいて、とても光栄に思います。まさか、中学生の時に、声優のスクールに行っていたというお話を覚えていて下さると思ってなかったので嬉しかったです。原作を読ませて頂いた時に、少し面倒事になりそうな雰囲気になると流れに任せたりするキクコちゃんと、私自身の考え方が、とても似ていると感じるところがありました。
お声がけ頂き光栄です。
小さい頃からテレビで観ていたさんまさんと、まさかこういった形でお仕事させて頂けるとは思っておらず、人生なにが起こるかわかりません。新しい事に全力で取り組むさんまさんの姿は、どこか肉子ちゃんとも似ているのかもしれません。
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