松山ケンイチ、ボクサー役で2年間ジム通い「必要な時間」 東出昌大はチャンピオンと“対決”
2021年3月17日 19:30

「ヒメアノ~ル」「犬猿」の吉田恵輔(吉はつちよしが正式表記)が監督、脚本を務めた完全オリジナル作品「BLUE ブルー」の完成報告会が3月17日、都内で行われ、主演の松山ケンイチをはじめ、木村文乃、柄本時生、東出昌大、吉田監督が登壇。負け続きのボクサーを演じた松山は「皆さんが見てきたボクシング映画は、再起していく様に感動するような場面が多いですが、今回は再起しません」といきなり断言して笑わせた。
本作は、挑戦者を象徴する“ブルーコーナー”で戦い続ける者たちの生きざまを描いた作品。吉田監督が30年以上続けてきたボクシングを題材に、自ら脚本を書き上げた。
松山は「練習しながら監督にビデオを送って的確なアドバイスをいただいて、2年くらい練習した」と長い時間をかけて準備したことを明かし、「この撮影のスケジュールが伸びちゃって、2年くらいになっちゃった。選手でもあるけれどトレーナーでもある役なので、ジムの“ヌシ感”を習得するには必要な時間だったと思います」と振り返った。
日本チャンピオン目前の天才ボクサーを演じた東出は「みんなボクサーのような生活をしていました。監督がボクサーの方にリスペクトがあるので、キャスティングも本気で。(対戦相手役に)前チャンピオンと現日本チャンピオンを連れてきてくださって、見劣りしないように鍛えてやっていました」と明かした。
作品にちなみ、それぞれ新たに挑戦したいこと、今挑戦していることという話題では、柄本が「一人カラオケ」、木村が「丁寧な生活」、東出が「ザワークラウトを作る」と回答。松山は「アプリで大喜利みたいなのをするのあって、それでぼけています」と匿名で投稿ししていることを告白し、「面白い男になりたいなって思って。星がもらえるのですが、60くらいぼけて星は80くらい。ニコ生のコメントで大喜利をやったことあって、1秒後くらいに面白い答えがくるので、自分もそういう男になりたいと思った」と話していた。
最後に、松山は自身と東出、柄本が演じた役柄を挙げて「3人共主人公みたいな物語になっています」とアピール。吉田監督は「人生において負けているな、後悔しているという人が見たときに、確かに負けではあるけれど、長い人生を振り返った時に、その後ろ姿を美しいと感じてくれるような、僕のラブレターが詰まっている映画です」と語っていた。
「BLUE ブルー」は、4月9日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。
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