野本梢監督の長編3作目「RAIN DROPS」は小さな子どもを持つ家族の物語
2021年3月15日 07:00

「愛のくだらない」で昨年11月に開催された第14回田辺・弁慶映画祭の弁慶グランプリと映画.com賞をダブル受賞した野本梢監督の長編3作目「RAIN DROPS」(仮)の製作が決定した。
野本監督は過去にも、「私は渦の底から」であいち国際女性映画祭のグランプリ、第10回田辺・弁慶映画祭の映画.com賞を受賞。続く「次は何に生まれましょうか」でも各映画祭でグランプリなどを受賞し、昨年春には池袋シネマ・ロサで2週間の特集上映が組まれるなど、作品を発表するごとに高い評価を得ている。キネマ旬報でも特集を組まれる今注目の映画監督だ。
新作長編となる「RAIN DROPS」(仮)は、小さな子どもを持つ家族が中心の物語。主演は「PとJK」の古谷佳也、「次は何に生まれましょうか」「広告会社男子寮のおかずくん」の橋本美和、「21世紀の女の子」の堀春菜。さらに湯田幸希、四家光葵、サトウヒロキ、藤原希、新津ちせ、森保博、長谷川ティティ、三坂知絵子、岡安泰樹が共演する。
脚本は野本監督と麗泉。撮影は「君が世界のはじまり」「なっちゃんはまだ新宿」の渡邊雅紀が担当。主演の古谷と橋本はプロデューサーも兼ねる。5月に撮影し、今秋の完成を目指す。なお、3月15日よりMotionGalleryで制作支援を募るクラウドファンディング(https://motion-gallery.net/projects/raindrops)がスタートした。
野本監督は「古谷佳也さん、橋本美和さん、二人のための映画を作ろうと思いました。ただそれは起点にすぎませんでした。素晴らしいキャストとスタッフが集まってくださったので、ブレないように私は微調整していくだけです。お力をいただけたら嬉しいです」と述べている。
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