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ベルリン映画祭銀熊賞を受賞! 少女たちの勇敢な旅路を描く「17歳の瞳に映る世界」7月公開

2021年3月14日 14:00

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中絶手術を受けるため、2人の少女がNYへ
中絶手術を受けるため、2人の少女がNYへ
(C)2020 FRIENDS IN TROUBLE LLC/FOCUS FEATURES LLC

第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した「Never Rarely Sometimes Always(原題)」が、「17歳の瞳に映る世界」の邦題で、7月から公開されることが決定した。

本作は、「ムーンライト」「ビール・ストリートの恋人たち」のバリー・ジェンキンスら製作陣による“少女たちの勇敢な旅路”を描いた作品。監督、脚本のエリザ・ヒットマンは、性的アイデンティティに悩む青年を描いた「ブルックリンの片隅で」(劇場未公開)で、2017年のサンダンス映画祭監督賞を受賞し、一躍注目を集めた新進気鋭のクリエイターだ。「17歳の瞳に映る世界」では、ベルリン国際映画祭での栄冠のほか、21年・サンダンス映画祭の審査員ネオリアリズム特別賞を獲得している。

ペンシルベニア州に住むオータムは、友達も少なく、目立たない17歳の高校生。ある日、オータムは自身が予期せず妊娠していたことを知る。ペンシルベニアでは、未成年者は両親の同意がなければ中絶手術を受けることができない。同じスーパーでアルバイトをしている従妹であり親友でもあるスカイラーは、オータムの異変に気付き、金を工面。2人は、中絶に両親の同意が必要ないニューヨークへ向かう。

主役のオータムを演じたシドニー・フラニガンは、本作で長編映画デビュー。等身大の演技が絶賛され、第86回ニューヨーク映画批評家協会主演女優賞、第41回ボストン映画批評家協会主演女優賞など、数々の俳優賞を獲得している。

17歳の瞳に映る世界」は、7月から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国公開。

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