レナ・ダナム、女性のセクシャリティや内面描く新作映画をロサンゼルスで撮影
2021年3月13日 16:00
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の女優で、ドラマ「GIRLS ガールズ」のクリエイターとしても知られるレナ・ダナムが、監督、脚本作「タイニー・ファニチャー」(2010)以来となる新作映画「Sharp Stick(原題)」の撮影を、ロサンゼルスで終えていたことが明らかになった。
米ハリウッド・レポーターによれば、本作はダナムが監督する11年ぶりの長編で、自ら脚本を執筆。ダナム、クリスティン・フロセス、テイラー・ペイジ、ジェニファー・ジェイソン・リー、ジョン・バーンサル、スコット・スピードマンが出演しているという。プロットの詳細は不明だが、ダナムの手がけた過去作と同様、女性のセクシャリティや内面を描く作品のようだ。
ダナムは、「これは私にとってとてもパーソナルな物語です。キャリアにおいて常に目標としている、女性のセクシャリティの複雑さを自由に表現する作品であり、“好印象な”女性主人公という概念を覆すものでもあります。こうした作品は先進的な考えを持つ仲間がいなければ、この業界でこの規模で製作することはできません。私はとても幸運です」と語っている。
映画「Sharp Stick(原題)」は、ウィル・グリーンフィールド、ベン・ブラウニング、ハリソン・クライス、ペイジ、バーンサルが製作総指揮。ケビン・チューレン、カティア・ワシントン、マイケル・P・コーエン、ダナムがプロデュースしている。