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「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔×三浦大輔 舞台「そして僕は途方に暮れる」映画化で再タッグ

2021年3月11日 06:00

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藤ヶ谷太輔はあらゆる人間関係を断ち、逃げ続けるフリーターを演じる
藤ヶ谷太輔はあらゆる人間関係を断ち、逃げ続けるフリーターを演じる

「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔が主演し、三浦大輔が作・演出を担った舞台「そして僕は途方に暮れる」が映画化されることが決定した。映画版でも藤ヶ谷が主演、三浦がメガホンをとり再びタッグを組む。フリーター・菅原裕一(藤ヶ谷)がほんの小さなことの積み重ねで、自ら人間関係を断っていく逃亡劇を紡ぐ。

自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一には、長年同棲している鈴木里美という恋人がいる。しかし、あることをきっかけに里美を裏切った裕一は、話し合うこともせずに家を飛び出す。それから親友・今井伸二、バイト先の先輩・田村修、学生時代の後輩・加藤、姉・香、母・智子のもとを渡り歩き、ばつが悪くなるとその場を離れ、あらゆる人間関係から逃げ続ける裕一。やがて、家族から逃げていった父・浩二に偶然出会ったことで、裕一のなかで何かが変わり始めていく。

原作となる舞台は、「愛の渦」「裏切りの街」「娼年」など、賛否が渦巻く衝撃作を世に送り出してきた三浦による、Bunkamuraシアターコクーンへの初の書き下ろし作品。2018年に東京と大阪で上演されると、観客からは「忘れがたい感覚を植え付けていく作品」「藤ヶ谷太輔の憂いある表情、声、すべてがよかった」など絶賛の声が寄せられた。

「愛の渦」「裏切りの街」「娼年」など衝撃作を放ってきた三浦大輔監督
「愛の渦」「裏切りの街」「娼年」など衝撃作を放ってきた三浦大輔監督
photo by Atsushi Nishimura

舞台をきっかけに、藤ヶ谷と三浦監督のタッグで映画を製作するべく、様々な企画が候補に挙がっていたという。そのなかで、今作の企画が進められることとなった経緯には、新型コロナウイルス感染拡大が大きな影響を及ぼしている。小西啓介プロデューサーは「SNSツールの普及とコロナ禍の影響で、人と人が直接会って対話する機会が極端に少なくなり、コミュニケーションの考え方自体が変わってきた。このままだと人間関係を構築することが、面倒なことになってしまう。だからこそ今この作品を映画化する意義があると監督に改めて提案した」と振り返る。

そして僕は途方に暮れる」は3月にクランクインし、22年に全国公開。藤ヶ谷と三浦監督のコメントは、以下の通り。


藤ヶ谷太輔
 僕自身、一度演じた作品をまたやらせていただくという機会が初めての経験なので、オファーを頂いて素直にすごく嬉しかったです。とても信頼している三浦さんと、また作品づくりが出来ることをとても嬉しく思います。楽しみでワクワクしている反面、あのシーンはどうなるんだろう、このセリフの間合いはどうなんだろうという気になる部分も多く、早く準備をして撮影に挑みたいなという気持ちです。舞台とは異なり順撮りではないので、壁にぶち当たるのではないかと感じていますが、監督はじめチームを信じて、「菅原裕一」という人物に集中して挑みたいと思っています。舞台で演じさせていただいた3年前と現在では全く状況が変わってしまいました。だからこそ、人と人との繋がりとは何なのか、改めて考えさせられるのではないでしょうか。何事からも逃げてばかりの裕一のことを、クズだな、よく言い訳をする男だな、と感じると思うのですが、誰にでも時には「逃げたい」という願望はあると思います。なので、自分もこんなこと思ったことあるなと共感したり、応援したい気持ちになったり、その先がどうなるのかと知りたい欲にも駆られたり…様々な感情が沸く作品だと思います。是非、公開を楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
三浦大輔監督】
 舞台の公演が終わってからずっと、いつか、この作品を映像化したいという想いは持ち続けていました。こうして念願叶い、とても嬉しく思っています。そして、舞台と同じく、主人公の菅原裕一は、藤ヶ谷太輔くんが演じてくれます。藤ヶ谷くんと一緒に、また新たな「そして僕は途方に暮れる」をつくれることに、喜びしかありません。自分のオリジナルである本作が、舞台を経て、映画化されることによって、さらに多くの人に届けられることに、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様、期待してお待ちください。

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