裏切りの街
劇場公開日:2016年11月12日
解説
映画監督として「何者」「愛の渦」などを手がける劇作家・演出家の三浦大輔が、2010年に上演した同名舞台を自身の監督、脚本で映像化。動画配信サービス「dTV」のオリジナル作品として配信されたものを再編集し、劇場公開。同棲相手の彼女から小遣いをもらって怠惰に暮らすフリーターの菅原裕一と、専業主婦として平穏な日々を送る橋本智子。特に目的もなく、なんとなくアクセスした出会い系サイトで偶然出会った2人は、意味のない逢瀬を重ね、やがてそれすらも惰性となっていく。流れに身を任せて生きてきた2人の日常が、ある出来事をきっかけに揺らぎ始めるが……。フリーター・菅原役に池松壮亮、主婦・智子役に寺島しのぶ。中村映里子、落合モトキ、駒木根隆介、平田満、佐藤仁美らが脇を固める。
2016年製作/132分/R15+/日本
配給:エイベックス・デジタル
スタッフ・キャスト
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2023年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
主人公(池松壮亮)は同棲中の女のヒモ状態だが、ある時、出会い系サイトで年上の女(寺島しのぶ)と知り合う。
女は既婚者だったが、二人は背徳に駆られ逢瀬を繰り返すことに。
いつまでもバレないはずもなく・・・。
なるようになるさ。
2018年11月15日
iPhoneアプリから投稿
三浦大輔監督の作品の中でもかなり
好きな作品となりました。
それぞれが大切な相手を裏切りながらも
結局は離れられない。
愛を超えた依存。
結婚、同棲など安定した何所があると
どこか刺激を求めてしまう。
そんな人間の醜い部分を上手く映画にしてあり、
心の中で密かに共感してしまう部分も多いなぁ
と思いながら見てました 笑。
作品に出てくる人たちは、どんないい人に
見えても、どこかで相手を裏切っていて
それもとてもリアルだなぁと。
人は人を裏切る者なんだなと思います。
またこれだけの出来事があるなら
誰かがブチ切れたり、駆け落ちしたり、
人間関係が崩壊してもおかしくないけど
それぞれが自分の感情を抑えて
安定した生活を求めるところにもリアルさ
があって、映画の中の世界というより
身の回りにあるちょっとドロドロな
出来事という感じがしたのも好きでした 笑。
池松くんと寺島さんの最初のキスのやり取りが
あまりにリアルでときめき悶える…!
なんかこんな実体験あったような気がしてならない。
劇場で見逃しやっとDVDで見れたのだが、
集中できないこと多いのにたぶん劇場と同じように
始終夢中で観られた。
三浦監督×池松壮亮×銀杏BOYZなんて
個人的に三つ巴でフェィバリットな方々なので
しっかり3ストライクでなんならノックアウトです。
観られてよかった。
2018年3月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
馴染みのある街並み。東中野も、吉祥寺も、荻窪も西荻も。自分の中に当たり前にある風景に、異色の二人。でもそれがリアル。お笑いの話とか、ユニクロとか。すげーリアル。