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成人女性が未成年の設定でSNS投稿 子どもが直面する危険を映すドキュメンタリー「SNS 少女たちの10日間」予告編

2021年2月22日 17:00

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実際の犯罪の証拠として警察を動かした問題作
実際の犯罪の証拠として警察を動かした問題作
(C)2020 Hypermarket Film, Czech Television, Peter Kerekes, Radio and Television of Slovakia, Helium Film All Rights Reserved.

成人女性が未成年という設定のもとSNSへ登録すると、何が起こるかを検証したチェコのドキュメンタリー「SNS 少女たちの10日間」の日本版予告編が公開された。

巨大な撮影スタジオに作られた3つの子ども部屋に、幼い顔立ちの18歳以上の3人の女優が12歳の女子という設定のもと、SNSで友達募集をする。その結果、彼女たちにコンタクトをしてきたのは、2458人もの成人男性だった。精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家による万全のケアのもと、撮影は10日間にわたり続けられた。撮影されているとは気付かず、何も知らずに卑劣な誘いを仕掛ける男たち。彼らの未成年に対する容赦ない欲望の行動は徐々にエスカレートしていく。監督は、チェコで活躍するドキュメンタリー作家のビート・クルサークとバーラ・ハルポバー。

予告編では、男性と女性のふたりの監督による和やかなオーディション風景から、巨大なスタジオ内での子ども部屋の設営、綿密な打ち合わせ、そして…撮影と同時に設定“12 歳”の成人女性3人のアカウントに群がる成人たちの姿を赤裸々に映し出している。

 「SNS 少女たちの10日間」は、4月23日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。


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